ランナー必見のテーピング~膝編~

2012年03月24日 | 治療の話
こんにちは。村椿です。



3月17日のブログの続きです。

足首のテーピングとセットで貼ってみて下さい。

それでは、ご説明します。

今回は幅5cmのキネシオテーピングを、

足首のものより少し短い10cmに切って使います。

貼る体勢は前回同様で結構です。

まずは膝の外側にある骨(腓骨:腓骨頭)の出っ張りを探して、

その骨の後縁に引っ掛けるように貼ります。

そのままテーピングを膝小僧の下、

指4本分くらいの所にある骨(脛骨:脛骨粗面)の出っ張りに

引っ掛けるように貼ります。

今回も足首の時と同様にテープは引っ張らずに貼ってください。

貼り終えたら、再び立ちしゃがみを確認して違和感なければOKです。

それではおさらいに、動画をご覧ください。




このテーピングは下腿を構成する腓骨と脛骨の相対的な位置関係を是正して、

足首や膝の外側の筋肉の過緊張を緩和してくれとともに

相対的に弱化している膝の内側の筋肉を使いやすいようにしてくれます。

細かいメカニズムはさておき、

このテーピングもとても簡単なので、

しゃがむのが苦手で膝に故障を抱えているランナーの方は是非お試しください。


ちなみに・・・

ランナー向けのテーピングでもう一つお勧めしたいものがあります。

それは、肩のテーピング!

肩なんて膝の故障とどう関係あるのよ?とお思いでしょう。

そのあたりのメカニズムも踏まえて次回ご紹介いたします。






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