アネキャンに紹介したストレッチです

2009年05月27日 | Weblog
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この動画は「アネキャン6月号」に紹介したストレッチです。

普通に立った状態から、前後屈、左右側屈回旋の可動性を引き出すことが出来ます。

このストレッチは循環器にかかる負荷が強目なので、基本的に健康な方が対象となると思われます。

ですので、高血圧や脳出血の既往などがある方には残念ながらあまりオススメできません。

【骨】

はじめに前後屈・側屈・回旋をしてみて

・どこまで動けるのか

・左右に差は無いか

をチェックしてください。

1、最初に右手を釣りあげて右脇から股関節前側面を伸ばします。

ストレッチがかかった状態で深呼吸(※)を3回ほど行います。

※注意血圧の高い方や血管のもろい方は『深呼吸』はNGです

2、吊り上げたまま股関節から前屈し、行き着いたら指先を後ろの踵方向へ。

右脇の後面から右のお尻までストレッチされたら同じく深呼吸を3回ほど行います。

片側が終わった段階で再チェックすると、

行った側のみやわらかく、大きく動けることに気がつくはずです。

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このストレッチは4年前に新潟へ一人旅(というか墓参り)に行ったときに創り出したものです。

墓参りも済み、やることも特になかったので

バックパッカーなみの重装備(野宿に使えるような機能的な装備は一切ありませんでしたが…)で海辺をうろついていました。

駅でもらった観光地図を見ると、ちいさな山の上に即身仏(ミイラ)を祭っていると書いてありました。

やることもなく、ブラリ一人旅でしたので(ていうか墓参り)

「いっちょお参りにでも」

と思い立ったのが運の尽き

近所に見えた山の入り口まで2時間あるき

山頂まで2時間30分

途中にジュースの自販機も売店もなく

のどの渇きと飢えと疲労に襲われ

「帰りはお寺でタクシーを呼ぼう」

と心に決めていたのですが

山頂で(お寺で!?)アクエリアス的なデザインのスポーツドリンクを飲んで一休みしたところで

『まだ行けるんじゃぁ…』

と魔が差し

帰りも歩くことに。

しかし、途中からなにやら右の股関節から下肢の外側が痛み出し

とうとう動けなくなってしまったのです。

運悪く雨もポツポツ降り出し、

途中すれ違ったパトカー(に乗ったおまわりさん)に

「山崩れするかもしれないから気をつけるように」

と親切にご忠告をいただき

それだけ告げてサックっと走り去ってゆくパトカーを見送り

にわかに「生命の危機」を実感し始めた30歳…


冷静に!

ここは努めて冷静に!

そうだ!

僕の仕事は何だ!?

そう!

治療家だ!



我に返り

自分の体を調べてみると、痛みの原因は腰方形筋と小殿筋の故障のようでした。

さいわい腫れなどもなさそうです。


それが解かればやりようはあるというもので、

半ば本能的に↑動画のストレッチをしていました。

効き目はバッチリ!!!

むしろ行きより足取りが軽く感じられる程の効き目に

『いい拾い物をした』

とほくそ笑んだのを覚えています。


このストレッチ、脊柱間狭窄症の患者さんが家族旅行に出るときに

『お守り』代わりにお伝えしたこともありました。

その患者さんは、お土産話に

「脚の痛みが出ると、先生に教わったストレッチやったのよぉ~

スッと痛みが引いて助かったわぁ~

と、嬉しい報告をしてくれました。



え~っと、


だから何っていうか、そのぉ…


とくにオチは

ないです。





では!

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