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頸椎の操作

2012年06月14日 | マニュアルメディシンの話

4月に東京会場(東京医療福祉専門学校:柔道整復・理学療法・鍼灸マッサージ)で

頸椎症の治療について講義をしました。

7月1日には大阪で同じタイトルで講義をする予定です。

そこで紹介する技法の一部を動画にまとめました。

頚椎症や寝違え(急性斜頚)などでは比較的よくつかう技法です。

ご興味をお持ちの方は、どうぞご覧下さい。




足・腰・頭

2012年05月30日 | マニュアルメディシンの話
足や腰(骨盤)、頭の介入にはとてもユニークな効果がみられます。

それらへの介入は驚くほど遠くまで(足から顎とか、腰から肩とか、いろいろと…)変化を起こします。

その効果を初めて見ると、まるで手品のようです。

そう、手品。

手品には種も仕掛けもあるのです。

足には体重がかかってきます。

腰は重い上半身を支えながら、捻じり運動を起こしています。

頭のてっぺんでは、帽子のような腱が手・足・胴体の筋膜をつないでいます。

どれにもとても大きな力がかかります。

それらを上手に支えるために、造りも強くなっていますがまだ足りない。

カラダは足りない分を筋肉で補っています。

無意識でも「ササッ!」と筋肉が支えられるよう、

足や腰や頭には姿勢のコントロールに関わる「センサー(メカノレセプター)」が沢山散りばめられています。

それらのセンサーが働くと、その情報をキャッチした神経が

オートマチックに筋肉をコントロールしてくれます。



なので、センサーに意図的に刺激を加えると、

オートマチックに筋肉の緊張が変わってくれるんですね。

その反応の行き先が「姿勢のコントロール」なので、

全身の隅々に反応が広がるんですね。



今朝、テレビで顎関節の調整で全身の筋力がアップする!というお話を紹介していました。

説明されていた先生は、顎から全身を読み解くスペシャリストなんだな、と

感心してしまいました。


で、今朝の体操教室では、「足から顎も変わるよ!」という実験をしてみました。

なぜ足から!?と思われるかもしれません。

それは、身体のパーツは互いに影響し合っているということを

リアルに知ってもらいたかったからです。

で、こんなことをしてみました。

1、はじめに奥歯を左右噛みしめ比べます。

2、不思議と噛みしめにくい側が見つかります。(多くのケースで)

3、噛みしめにくい顎側の足の下に(土ふまず)テニスボールを踏みます。

4、噛みしめやすくなっていることに気付きます。

5、そのまま足でグーパーを数十秒繰り返します。

6、顎の力がしっかり入ってくれるようになります。

そのあと何をしたかといいますと、





筋トレ♪(うふ)


とよたま手技治療院では定番の「足首・膝・股関節・骨盤」を連動させる秘密の特訓をじっくりと!


このトレーニング、たまにやるんですが「ややきつめ」なのであまり好まれない。

しかし、いつもよりフラフラする人が少なかったあたり、

「顎がしっかり合えば全身の力が入りやすくなる!」

という話もおおむね信じてよさそうだと、ご理解いただけたと思います。

でも、「顎さえ合えば」という訳でもないことも、

きっと気付いてもらえたと思います。




多分…

秋の新作・頚椎椎間関節~骨盤の操作

2011年10月06日 | マニュアルメディシンの話
ぐふふふふ…

フィリップ・E・グリーンマン先生の

胸郭の複合テクニックからインスピレーションを得て

新しい技法を見つけてしまいました。

頚椎から仙骨、寛骨までを適応として

スラスト(ポキポキ)のような効果を

あっ気ないほどスルリと出してくれるこのテクニック。


これなら「ポキポキは怖い!」患者さんでも問題なし!






さて、なんと名づけようか…



名前の決まらない間は、

スイッチバックの時と同様

FURUKAWAスペシャル

とさせていただこうかしら。










以上、自慢話でした(うふ)

スイッチバックテクニック 夏の新作

2011年07月21日 | マニュアルメディシンの話
夏の新作とか言いつつ

その実、ずいぶん前からやってたりします。

ウソこいて済みませんm(__)m



いえね、

このところ、自作の治療手技のスイッチバックに

ご興味をお持ちいただいた先生が多いと伺いまして、

「他には無いの?」とご質問を頂きましたもので

まだあまりご紹介していないものを

動画でご紹介してみることに致しました。




他にもいろいろとありますが、

骨盤を中心として、上肢と下肢の筋膜の連続性を

強く意識できるものの一つとして

この方法をチョイスしました。


動画はクローズドセミナーでの一幕です。



この「スイッチバック」

お伝えするのにちょっと手間がかかるので、

クローズドセミナーでの紹介が主となっています。

ご興味をお持ちの方があれば、是非クローズドにご参加ください。


※ご注意!
クローズドセミナーは会員登録が必要です。
登録条件はオープンセミナーの参加経験とさせて頂いております。
オープンセミナー参加経験をお持ちで、ご入会を検討されている方は
無料体験参加をご用意しております。
BY事務局



大阪へ行きます。

2011年05月11日 | マニュアルメディシンの話
来る5/22(日)に

大阪にて「坐骨神経痛」の治療法について講義させていただきます。

ですので、治療院はお休みとさせていただきます。

患者さまの皆様にはご迷惑をお掛けします。

講義のほうはと申しますと、現在58名の参加が決まり、
残席もあとわずかとなりました。

やはり多くの先生方の参加をいただくと嬉しいもので、

自然と準備にも力が入るものです。

きっと参加される先生方の期待に応えられる講習会となると思います。

いや、きっとそうします!

がんばるぞ!

2010年12月19日「歩行機能の回復:評価と修正  骨盤~下肢の徒手的臨床 」IN大阪

2011年01月05日 | マニュアルメディシンの話
昨年の話ですが、12月19日に徒手医療協会主催で

大阪にて「歩行機能の回復:評価と修正 骨盤~下肢の徒手的臨床 」

をテーマに講義をさせていただきました。

この日は60名弱の参加を頂き、非常に賑やかな会となりました。

2月11日(祝)に東京でも同じテーマで開催いたします。

ご興味をお持ちいただけたら是非一度ご来場ください。



「歩行」というと、通常とてもむづかしいお話になりがちなテーマですが、

「機能障害」という徒手医学の切り口で読み解くと、

意外に簡単に理解できるのだから不思議です。


常々、臨床において役立つのは「複雑なロジック(理論)」より「シンプルなロジック」だと考えている

私がお話したから「簡単な話」になってしまった可能性も否めませんが…




この日の内容は、「歩く」準備として最低限必要と考えられる介入をまとめてご紹介させて頂きました。

詳細は、

<午前の部>

○フィードバック制御と反射の理解
(身体の「うごき」はどのようにコントロールされているかといった話)

○反射と促通の理解
(徒手医学における治療手技に、神経の反射や促通という現象はどのように応用されているのかといった話&実験)

脊椎をつなぐ靭帯へ刺激を送ると、その靭帯に散りばめられた機械受容器が刺激を受取り、
拮抗筋のバランスが短時間で変化します。
この写真では、関節モビリゼーションという技法の神経生理学的効果を体験して頂きました。
モデルになっていただいてこの先生の場合は、ほんの数十秒の介入で
「スパッ!」と反りかえることができるようになりました。

○オーバーフロー効果:活性化と抑制
(反射と促通が筋膜の連続性を通じて波及してゆく現象のお話&実験)

この写真は、足の指を曲げてもらい、それに対し抵抗を掛けることで、
背面の筋肉たちがその働きを強め、より大きく反ることができるようになる!
といった「オーバーフロー効果」を体験するための実験の場面です。


こちらは「抑制のオーバーフロー」とでも申しましょうか、
脛骨内側後面の筋肉を緩めることで腸腰筋や頚部の深層筋群が
緩んでゆく現象を通じて、筋膜の連続性とそのつながり合い(相互の影響)
の強さを体験していただいている場面です。

○脊柱と骨盤を支える「インナーユニット」と「アウターユニット」の理解
(アウター:対角の手脚を仙骨を境につながる筋膜たちの存在とその働き
 インナー:腹部内臓を取り囲むように連なる筋膜の存在と働き
 についてのお話&実験)


○前屈・伸展・回旋における全身の関節における連合運動の理解
(各関節の自然なつながりあいのお話と実験)

全身の伸展運動では、手脚はどのように連動して動くのか?の実験(体験!?)風景


全身の回旋の際に骨盤はどのように連動しているのか?の実験(体験!?)風景



<午後の部>

○下肢機能の正常化

マッスルエナジーテクニックによる腸腰筋のリリース


同じく股関節伸展筋群のリリース

○骨盤の捻転運動における機能の正常化

皮膚や仙骨上の靭帯に散在する受容器と呼吸を利用した介入手技

○胸郭の捻転運動における機能の正常化

歩行時に胸部の質量中心を滑らかに左右移動できるように、
胸郭のモビリゼーションを紹介している場面です。

○立位にて、それらの機能の統合

○片麻痺歩行への介入例(動画の上映)

以上です。

途中、ぎっくり腰の患者さんが出現するなどのアクシデントもありました(ちゃんと治療もしました)が、

昨年の締めくくりとして申し分のない、非常に濃密な一日となりました。

あ、アクシデントに関しましては後日、ページを割きたいと思います。

以下の写真は、補助講師を務めてくれた先生方です。

前日夜遅くまで、綿密な打ち合わせ⇒技術確認に時間を割いていただき

当日も素晴らしい指導力を発揮していただきました。

おかげさまで実力以上によい講義ができました。

ありがとうございました!

来月も頑張ります!


<補助講師を務めてくれた”素敵な仲間たち”>


向かって一番左が
小藤 拓也(ことう たくや)先生:さくら整骨院院長 加圧インストラクター

 小藤先生は今年の5月にメディカルコンディショニングジムを、
 そして10月よりリハビリデイをスタ-トされます。

向かって一番右が
井澤 俊夫(いざわ としお)先生:ひよこ整骨院院長 茨城県稲敷市江戸崎甲3567-1ファミリータウン内


左から二番目が
村椿 隆太(むらつばき りゅうた)先生:とよたま手技治療院 副院長
そのまた隣が
大村 潤平先生:とよたま手技治療院 スタッフ


せっかくなので私も。
一番右です。
古川 容司(ふるかわ ようじ):とよたま手技治療院 院長


2010/9/20「肩峰下インピンジメント・五十肩の徒手的臨床」

2010年09月24日 | マニュアルメディシンの話
9月20に東京医療福祉専門学校にて、

肩の故障(肩峰下インピンジメント症候群と五十肩)についてお話させていただきました。




当日は60名前後の参加があり、遣り甲斐満点の一日となりました。

マニュアルメディシンでは、整形外科的な疾患を

「機能障害」という切り口で読み解き、治療してゆきます。

治療に際し、「○○症」といった疾患名ではなく、

痛みを訴えるその「肩」が、肩の持つ正常な機能からどのように逸脱しているのか

が治療の焦点となります。

この日、「肩峰下インピンジメント症候群」と「五十肩」という

別々の疾患をテーマに挙げてお話した真意は、

肩の正常な機能の回復を評価と介入の主軸にすえれば

たとえ疾患名が異なっていても同じベースで評価と介入ができ、

疾患名が明確でなかったときでさえ迷わずに治療ができるということ

と、

たとえ同じ疾患であっても、その介入は必ずしも同じではなく

それゆえに疾患名だけを見ても解決法にはたどり着けないということ

を知っていただきたいといった点につきます。

5/23日にも大阪にて同様のテーマでお話をさせていただきました。

2回目ということもあってか、さらに内容に磨きがかけられたように思います。

来年も同様のテーマにてお話しする機会があると思いますので

さらに解かりやすく、よりよい講義となるよう工夫を続けてゆこうと思います。

<当日の模様>


○ランドマーク:骨指標についてお話しているところ


○前鋸筋のASTRの紹介。肩甲骨が胸郭から剥がれないとき、多くは前鋸筋の伸張性の低下が原因しています。そして、前鋸筋への介入で素直に変化が付かないときには、筋連結を持つ反対側の内転筋の緊張が二次的に前鋸筋の緊張を生んでいるケースがあります。


○上腕筋のセルフASTRの紹介。肘関節屈筋群の短縮から上肢のマルアライメントが固定され、その結果、「屈曲型インピンジメント」といった肩甲上腕関節の機能障害を来たしているケースが見られます。


○指伸筋のストリッピングの紹介。三角筋の短縮は「屈曲型インピンジメント」の要因となります。その三角筋と筋連結の強い指伸筋への介入で肩関節の外転運動がどれだけ変わるのか体験していただいている様子。


↓○肩甲後面に付く回旋筋群と筋転結を持つ上腕三頭筋及び尺骨骨膜、手関節尺側の側副靭帯へ、手関節および肘関節への関節モビリゼーションによってどれだけ肩関節の外旋筋に変化が生じるのか体験していただいているところ。↓

○棘下筋や小円筋の伸張性低下による可動制限(内旋の制限)を確認しています。


○手関節と肘関節へモビリゼーションをかけているところ。


○介入前(2つ前の写真)と見比べてみてください。

スイッチバックテクニック:大胸筋/広背筋

2010年09月13日 | マニュアルメディシンの話
昨日(9/12)は上肢の評価法と介入法に関するセミナーを開催いたしました。



お蔭様で満員御礼の続く本シリーズ

遠くは長崎・佐渡からご参加もあり、

驚きを感じつつも、ありがたく、感謝の気持ちで胸が一杯です。

改めまして、

ご参加いただきました諸先生方へ、深く御礼申し上げます。

おかげ様で、非常に有意義な時間を共に過ごさせていただきました。

また、キャンセル待ちでご参加いただけなかった先生方へ

来年も続けますので、次こそはぜひお会いしましょう。


↑手根骨間の関節のリリースを伝えているところ。


↑「オーバーフロー」という現象を説明しているところ。

当日紹介したものの中で、参加者よりご要望いただきました

私自身の工夫で創りました「スイッチバック」と名づけた技法を

動画にてご紹介します。

switch back technic:release of pectoralis major

↑大胸筋への応用例です。
上肢の屈筋全体のリリースとしても効果を発揮してくれるでしょう。

switch back technic:release of latissmus dorsi.

↑広背筋への応用例です。
上腕三頭筋・ローテータカフへの介入と合わせて行うと切れが増すのですが、
操作が複雑になりすぎるので、広背筋への手順に簡略化しています。

伝えたいのです

2010年09月04日 | マニュアルメディシンの話
私は、自身の仕事を、

「苦痛を抱える人の人生の彩りを、再び豊に、人生を楽しめるようになるためのお手伝い」

なんだと、そう捉えています。

痛みのために人生を楽しめないなんてつまらないですからね。


仕事をしていて、一番嬉しいとき、充実するときは

眉間に縦ジワを深く刻み、苦悶の表情を浮かべていた患者さんが

「にっこり」と微笑んでくれたとき

「あぁ、楽になった」と喜んでくれたとき

です。

私は元来飽きっぽい性格なんです。

なので、生活の糧のためだけに仕事を続けることができません。

仕事自身が楽しくなきゃ、続かない。

幸い、今は飽きることなく毎日楽しく仕事に集中しています。

この仕事に出合えて本当によかった。



今月は講義が多い月です。

9/12(日)上肢の評価と介入IN練馬(キャンセル待ち受付)

9/20(月)肩峰下インピンジメント症候群・五十肩の徒手的臨床 IN東京(若干名受付中)

9/26(日)変形性膝関節症の徒手的臨床 IN大阪(受付中)

日曜日がつぶれ、患者様には大変ご迷惑をお掛けしております。

この場をお借りして、深くお詫び申し上げます。



なんでセミナーを頑張ってるのかっていいいますと、

諸先輩方から教えていただいた方法や私が見つけた方法で、

「知ってれば簡単に結果が出せる方法」

を、みんな(同業の諸先生方)で共有したいからなんです。

そうすれば私ひとりが頑張っただけでは「手伝えない」

より多くの患者さんに対しても「お手伝い」ができるじゃないですか。


臨床を通じて「切れ味がいい!」技法や理屈を見つけたら

「門外不出」とするのではなく、みんなで共有したとします。

そうしたら私の意見を受取ってくれた先生の役にも立てるかも知れません。

仕事も楽しくなきゃ続きません。

患者さんの笑顔を見て僕らは嬉しいわけです。

また頑張れるわけです。

受取ってくれた先生が、患者さんから「ご褒美」をもらえたら

嬉しいでしょうし、日々の臨床を頑張るための活力になるでしょう。


そんなわけで、「伝えたい」のです。

若輩者ではありますが、「これは!」と思ったものはドンドン伝えたい。



実際、こんな活動を3~4年も続けていると

当初の想いもようやく芽吹き始めてくるようで、

遠方にいらっしゃる接骨院の先生やトレーナーの先生方、

病院にお勤めの理学療法士の先生方から、

「(患者様に)今まで以上のよい結果をだせるようになりました。」

とありがたいメールを頂くことも増えてきました。

以前、自院での講義の際に

「変形性膝関節症」の講義にもご参加いただいた先生から

こんなお話をいただきました。

A先生「先生、あの方法(変形性膝関節症の治療法)

 たしかによく効くんですけど

 売上げが減ってしまいましたよ(笑)」

私『ゲッ!!』

「それはどうして?」

恐る恐る聞いてみると

A先生「みんなよくなっちゃって、

治療に通わなくて済むようになっちゃったんです(笑)」

私「じゃあ、しばらくしたら口コミで患者さん増えますよ。

うちもそうでした。」

と私。

A先生「うちの周りはあんまり人が住んでないんで、

治っちゃうと患者さんも減っちゃうんですよ。トホホ」

そうはいいながらも実に満足げなA先生。

実にあったかい笑顔でそう話してくれました。

↓「あの方法」



<ビフォー>


<アフター:治療回数は3~4回。この写真は上の写真の次の治療回に撮影しました。>


セミナーを始めた当初の「目標」が実現し始めたわけです。

ようやくこの活動が「意味」を持ち始めたわけです。

これは続けたい。



治療もしたい。

講義もしたい。

いい院長でいたい。

いい父ちゃんでいたい。

いい夫でいたい。

自分の人生、喜びも辛さも愉しめていたい。


欲張りなのは百も承知。

でも、

一度しかない人生ですので、少しぐらい欲張って

楽しく積み重ねてゆきたいと、そう思います。

「肩峰下インピンジメント症候群・五十肩の徒手的臨床」増員

2010年08月31日 | マニュアルメディシンの話
講師を務めさせていただいている、

「肩峰下インピンジメント症候群・五十肩の徒手的臨床」IN東京医療福祉専門学校:9/20(月・祝)

キャンセル待ちでの申込みがあまりに多かったので、

実習室をお借りしている東京医療福祉専門学校さんに相談させていただいたところ

ご好意で広い会場に移れることになり、定員の増員(←言葉、変でしょうか)が決定しました。

勿論、補助講師も増員しましたのでご安心を。

とはいえ、キャンセル待ちの先生方のご依頼を受ければ残りは僅かです。

ご興味をお持ちの先生がいらっしゃいましたらお申込みはお早めにどうぞ!

徒手医療協会





【事務長へ】

ちゃんと書きましたよ~




骨盤の評価と手技による介入セミナー修了

2010年08月22日 | マニュアルメディシンの話



今日は「骨盤」の診かたと治療法についてお話しました。

想定してはおりましたが、やはり非常にボリュームの多い講義になりました。

だってね…

あの「骨盤」を御題にしてそのお話を実技込みで一日でやるわけですもの。

やるほうも受けるほうもそりゃ大変ですよ。

ですが、皆さんよく最後までついていらっしゃいました。

すごいことだと思います。

初参加の先生にいたっては、

初めて聞く話で、初めて触れる技術で、しかもお題が骨盤なんて…

まるで何も知らないで「ラーメン次郎」に入ってしまったようなものです。

しかし、良くぞ完食されました!

実は一番『頑張ってるな』って思ってみてました。

それから医療畑ではなくトレーナーの先生も、

良くぞ最後まで…

感動しました。

しかも、定時に終われず30分追加の講義になってしまったあたり

非常に大変だったと思います。

あたかも真っ白な灰になってるジョーに延長戦を言い渡すような

過酷な展開…

ラーメン次郎で言えば、

『ようやくどんぶりの底が見えてきたかな…』

の刹那

「はいおまけ♪』

とゴロリと塊の肉をしこたま追加されたかのような過酷な展開…


『限界』のその先へと踏み込むような講義に耐えた皆様には

胸を張っていただきたいと、そう思います。

そして心からお疲れ様でした。


私も今日は、いつにもまして真っ白に燃え尽きました。

今日はよく眠れそうです。

あ、でも明日は朝一で子どもとプールだった…

いやぁ~身体もつかなぁ(笑)

体中が筋肉痛です

2010年06月22日 | マニュアルメディシンの話

6/20に頚椎の評価と介入法のセミナーをいたしました。

20名の枠に納まりきれない応募をいただき、7月11日に再講演を決定しました!

こんな無名の一治療家の講義にわざわざ、佐渡から、大阪から、静岡からetc…

ご参加いただけるなんて、ほんとにありがたいことです。

で、俄然張り切るわけですよ。

↓細かく丁寧に伝えるわけですよ。



手技療法の習得には頭の理解以上に感触が重要です。※頭の理解も当然重要です。念のため…

ですから、

↓手に手をとるわけですよ。後ろの百太郎張りに…



私「この感触が制限ですよ!

  で、こっちに絞り込むと

  (ポキッ!)

  ほら、できちゃった!!!

  きゃーーーーー!!!!!」

なんつって、

こんなこと全員にやってたもんですから、

この夜から2日、全身ガッチガチ(泣)



「カッチカチやで!」

って、

ザブングルでしたっけ!?

ほんとカッチカチでした。

特に背中がカッチカチ。

お蔭様で夜、布団に横になると

「どよ~~~~~ん」

と重だるい痛み全開で、寝るに寝れませんでした。

寝不足全開の今日はエスカップを飲んで切り抜けましたが、

今晩も寝れなかったりしたら、明日はどうなっちゃうんでしょうか!?

怖いですね…

これより、しっかりセルフケアに励みます!

スラストテクニック動画アップしてみました

2010年06月13日 | マニュアルメディシンの話
昨日のせた動画、セミナー紹介の記事だったせいか

あまり見てもらえていなかったようで…

寂しかったのでもう一度載せさせていただきます。


thrust technic


さらにおまけでもう一丁!

懐かしの動画ですが…

CIMG4044


途中患者さん来てしまって「こんにちは~」ゆうてますが…

も一つおまけでもう一丁!

腰椎の操作 〔L-3 屈曲 左側屈 右回旋の制限〕



クローズドセミナーのご案内

2010年06月12日 | マニュアルメディシンの話
マニュアルメディシンの普及のために、

会員制のセミナーを始めて早一年が経とうとしています。



一つ一つの技術をしっかりと身につけること

評価の眼を育て、実につけた技術を確実に治療に活かせること

を目標に、月に2回のペースで開催しています。

7月からはスラストテクニックの中のニーテクニックをテーマの中心にすえ

3ヶ月間練習してゆきます。

他にも関節の可動性検査(モーションパルペーションなど)などの評価法の練習や

神経生理学を応用した間接法(マッスルエナジーテクニックやストレインカウンターストレインテクニックなど)

オリジナルテクニックの「SWITCH BACK」などを適宜紹介してゆく予定です。

以下の写真は介入前の状態です。



これは↓介入前後の比較写真です。

左:介入前 右:介入後

一枚目の写真を見ると、介入前には明らかに頚部の左側屈に制限が診られます。

二枚目の写真から、介入後、その可動性が大きく変化したのがお分かりいただけると思います。

何をしたのかはこの↓動画をご覧ください。

thrust technic


座位にて、膝を使った胸椎と腰椎へのスラストテクニック(瞬間的なストレッチ)と

仰臥位での手を使った頚椎へのスラストテクニックを撮りました。

7月からは座位の膝を使ったスラスト(ニーテクニック)をメインに練習します。

あと、7月24日に臨床実習も企画しています。(第1回:臨床研修会の模様はこちら

礼和流空手道柳心館主催:第2回関東選手権大会です。

参加選手総数は実に500人とのこと。

ご都合の付く会員の皆様は、ぜひ奮ってご参加ください。

徒手医学臨床技術研究会(クローズド会員)への入会は随時募集中です!(詳細はこちら

変形性膝関節症の徒手的臨床 IN 東京4/29

2010年04月30日 | マニュアルメディシンの話
4/29(祝)

東京は八丁堀の「東京医療福祉専門学校」にて

徒手医療協会主催

「変形性膝関節症の徒手的臨床」

と銘打って、膝の治療法について講義させていただきました。

理学療法士、作業療法士、柔整師、鍼灸マッサージ師、整体師、スポーツトレーナー

など、心身の健康に携わる様々な専門家の皆さまのご参加をいただきました。

当日の模様をお伝えします。


はじまりはじまり


脛腓関節の自動介助運動を交えた関節モビリゼーションを紹介しています。

膝の故障から足関節の故障(捻挫癖への対処などにもよい方法です。)に効果的な方法です。

先ずはセルフケアから練習です。


今度は治療として、患者さんへ行う方法です。


これは後脛骨筋・足指屈筋のストリッピングという技法です。

足首のクッションを取り戻し、膝の負担の軽減を狙います。


この変形性膝関節症に限らず、

関節の故障を見るときには

大きく分けて、3つの問題を選り分けて対処することになります。

1、筋膜の故障

2、関節面の故障

3、靭帯の故障

実際の臨床では、

これらの内のどの組織に問題を生じているのかを評価し

問題に応じた対処法を選択し、介入してゆくわけです。

知ってしまえばそう難しいことでもありません。

そういったお話を一日で

「ギュッ!」

と凝縮してお伝えしました。

来月5/23(日)は大阪で

「肩峰下インピンジメント症候群・五十肩の徒手的臨床」

の講義をいたします。

ありがたいことに、こちらも定員まであと僅か。

気を引き締めて準備を進めております。

ご参加いただいた先生方に「来てよかった」

と喜んでいただけるよう

頑張ります。

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