十和田湖の自然  ~ゆらゆら日誌~

ゆらゆらと十和田湖をめぐりながら、自然のうつり変わりを紹介していきます。

サラシナショウマ

2007-09-30 14:15:36 | 植物
秋晴れの昼下がり、まだ咲いているかな?と思いながら出かけてみました。ありました。
意外と花期が長いので、この場所ではたくさん咲いている姿を見ることができました。
さながら風に揺れる白いシッポというところでしょうか。和名は晒菜升麻。晒菜は、若菜をゆでて水でさらして食べることによるそうです。わたしは、食したことはありませんが、花を見るとそういう気持ちにはなれませんよね。紅葉もいいけど野の花もeeんだよ。


ヤマボウシの実はどんな味

2007-09-29 09:47:58 | 食べ物
今年のヤマボウシは豊作のようで昨年よりも明らかに実の量が多く感じます。少し前から実が赤く色づき始め、最近はスズメバチや野鳥たちが食べに来ているところをよく目撃します。昆虫や鳥だけではありません、地元の小学生も食べに来てました。落ちているものや傘で手繰り寄せて懸命に取っていました。でも熟した実は上のほうについています。日当たりが良いからでしょうか?
みんなが好きなヤマボウシ。昨年も頂きましたが今年は少し味を見ながらじっくりと頂きました。するとどうでしょう・・・今流行のあのフルーツの味(香り)がするではありませんか!何だと思いますか?好きな人なら分かるはずです。種に近いところがマンゴーの味(香り)に似ているんです。それがマンゴーかどうかは人にもよると思いますが食べたことのない方も気になる方も一度ご賞味あれ!

北海道の鳥が

2007-09-28 08:49:19 | 動物
 写真中央に、左方向を向いて上半身だけ見せている鳥がいます。赤い部分が喉元、その左上がくちばし、その右の白線に挟まれた部分が目です。・・・分かるでしょうか?鳥の名前はノゴマといって、写真は♂個体です。十和田湖外輪山の一つである十和田山の山頂付近、イチイ(このあたりでは“オンコ”と呼ばれています)とミヤマヤナギ群落の藪の中にいました。
国内では、夏の繁殖期に北海道でだけ見られ(東北の一部でも繁殖している可能性があるそうです)、あとは越冬のため南の国へ渡っていく秋の一時期に本州各地でちょこちょこと見られる程度だといいます。その姿やさえずりの美しさから、バードウォッチャー憧れの鳥の一種で、僕も今年7月の北海道旅行の目的の一つに設定していました。それをまた十和田湖付近で、しかも北海道で出会ったのよりも近くで見られるなんて、結構な分の運を使ってしまったでしょう(笑)

ツノハシバミ

2007-09-25 13:28:13 | 植物
ゆらゆら。。。くもり時々晴れ。気温19.7℃。

秋といえば・・・あなたにとっては、どんなイメージでしょうか。
カツラの葉が黄色く色づきはじめ、幹からも葉からも甘い香り。
風に乗った甘い香りは、わたしの鼻をくすぐり。。。
なんて文学的なのもいいんですが、わたしにとってのNO1・・・秋といえば実り。
写真は、ツノハシバミの実です。
味は、カシューナッツみたい*という話です。
先日、落下してるのを拾って開けてみたんですが、みごとハズレ。
まだ、早かったんだね。でもいいの。待ってるわ。
わたしが行くまで、誰にも食べられちゃだめですよ。

夕陽

2007-09-23 14:55:31 | 風景
大型バス1台のおじ様・おば様たちが、5時半過ぎに展望台で歓声を上げていた。夕陽は若者だけのものではなかったと、安心した。展望台の上なので、走り回って夕陽に向かって「バカヤロー」などと言う必要もないので仲間に加わった。「ワアーきれい」「ラッキー」「いいものを見られた」「オオーいいね」。おじ様・おば様だって、燃える時はキッチリ燃えるのである。バス1台の中年の嵐が去ったあと、若いカップルが数組いたが無視して、ど真ん中で写真を撮りまくった。場所取りは早い者勝ちだ。人生そんなに甘くないのだとプルプルつぶやきながらアブナイおじさん化して行くのであった。

ノコンギク

2007-09-22 14:20:03 | 植物
これからいよいよ紅葉のシーズンを迎えます。が!ちょっと立ち止まると道端の野草に目が止まります。イヌタデ、ハナタデ、ゲンノショウコ、そしてノコンギク。どれも目立つ花ではありませんが群生すると華やいでみえます。取分け薄紫のノコンギクは、花の季節を終えるように、控えめながらもパッと一花咲かせているかのようです。秋の色は、心が和みます。どこでも見かける花ですから、ちょと立ち止まって和んでみてください。

避難小屋

2007-09-21 13:53:33 | 風景
今回は、酸ヶ湯から小岳を経由し高田大岳登山です。曇りで風が強く、沢では15m先がガスで見えなくなりました。仙人岱に着いた頃には皆、髪が濡れていました。登りながらも寒くなりました。なんとか小岳まで行ったのですが、山頂は突風が吹き荒れて息が出来ない状態。高田大岳は諦めてここで引き返し、仙人岱ヒュッテで少し早いお昼になりました。
初めて入った山小屋は、なぜか誰かの私物と思われる物があり、灯油の反射式ストーブに燃料までありました。避難小屋をホテル代わりにして、私物を持ち込むのは良くないと思いました。あくまでも、避難小屋ですから・・・。ともかく、人生初の山小屋入りは、良い経験となりました。

十和田おもしろ自然体験キャンプ

2007-09-20 09:57:29 | Weblog
去る8月1日~3日、十和田湖近辺の小学生を対象にした子供キャンプが、生出キャンプ場を拠点に行なわれ、僕もキャンプリーダーとして参加させてもらいました。子供たちは皆(わんぱく小僧を含め)、豊かな自然の中で育ったおかげか、よほど親御さんや先生の教えが良いのか、感性豊かで・素直で・思いやりのある、いい子たちばかりで、びっくり。今回の、小川に入っての水生昆虫の調査(より強い昆虫を発見すると賞品が!)や十和利山でのブナ林ハイキング、自然の物を使ったクラフト作り、みんなで協力してのごはん作り、夜の生出キャンプ場でのナイトハイクやキャンプファイヤーや出し物などをみんなすごく楽しんでいて、羨ましいくらいでした。そして、「大切なこと」もちゃんと感じ取っていたようです。
今回のことは子供たちにとって、きっと宝物になってるんじゃないかな、自分もいろいろと課題は残るけどいい経験をさせてもらえたな、と夏を思い出す、すっかり秋めいた今日この頃です。

トチノキの実

2007-09-18 15:47:45 | 植物
ゆらゆら。。。雨のちくもり。気温16℃。
きのうの雨はすごかったです。
雨がやんで、ほっとしたのもつかの間。
台風12号が、南のほうで暴れています。
きのうの風で、わたしも落っこちゃったんですよ。
ツルツルぴかぴか。かわいいでしょう。
でもね、一週間もするとしわしわのお顔になっちゃいます。
でもがんばって、今夜辺りパックでもしようかな。
そうそう。それからね。森の中で、わたしの仲間が落っこちてくる事あるから気をつけて。
当たったら、そうとう痛いよ~。
車のボンネット引っ込んじゃう事だってあるんだから。
まあ、めったにはないんですが。。。。ね。
ではまた~。

カラハナソウ

2007-09-16 13:54:47 | 植物
雌雄異株でビールの香り付け、苦味の元ホップの原種である。各房の元に小さな丸い種子があり、噛むと味はビールです。ニンマリします、しかも無料、また、ニンマリです。一枚むいては、口にパクリ、柿の種、イカクンなどのツマミが欲しくなります。山の中で一人、宴会です。誰かが、消防に通報すると、迎えに来てくれます。何処につれて行かれるのでしょう?