十和田湖の自然  ~ゆらゆら日誌~

ゆらゆらと十和田湖をめぐりながら、自然のうつり変わりを紹介していきます。

マイヅルソウ!

2013-05-31 09:31:41 | 植物
気温17℃、南西の風1m、晴。
湖畔で満開となっています。
白く細い根茎が長く這って地上に茎を出し
群生することが多いと図鑑にあります。
そして、2枚の葉のつく様子を
鶴が舞う姿に例えた名であると書いていました。
以上、図鑑の簡潔な盗作で説明終了。
週間予報は晴マークが続いています。
新緑と初夏の花々で彩られ、散策に快適な
奥入瀬渓流・十和田湖となりました。

ミヤマエンレイソウ!

2013-05-30 09:35:58 | 植物
気温17℃、南西の風2m、雨。
シロバナエンレイソウが本名のようですが
表題の名前のほうが十和田湖らしくて好きです。
漢字で書くと深山延齢草ですが、延齢草の語源は不明とのこと。
北海道だと大型のオオシロバナノエンレイソウになり
北海道大学の校章となっているそうです。
毎年連休明けにビジターセンターに来ていたおじいさんが
ビジターの植物写真を見てその話を教えてくれて
校歌も歌ってくれていました。
今はどうされているのでしょうか?
これも15年位前の話です、昔話が多くなりました。
還暦にリーチがかかったせいでしょうか?

チゴユリ!

2013-05-29 09:46:20 | 植物
気温20℃、西風1m、曇。
昨日までの夏日から平熱に戻りそうです。
そして、日付が変わるころから雨の予報。
この花を北岸の湖畔の歩道沿いで見てから
もう15年以上が経ちました。
図鑑には、その可憐で小型の花に基づいて
稚児百合という名がついたとあります。
本当にその通りと思ったものです。
普通は1~2個の花が付くそうですが
この個体は3個とサービス精神が旺盛です。
忘れていた花ですがビジターセンターの植え込みから
どこかのお嬢さんが発見して喜んでいました。

ツルシキミ!

2013-05-28 13:01:34 | 植物
気温25℃、南西の風2m、晴。
昨日は28℃位まで気温が上がりました。
前日まで14℃位でストーブを焚いていました。
歳と共に体も頭もついて行けなくなりました。
写真の木は、常緑低木で雄と雌があるそうです。
図鑑を見ると花芯の緑色っぽいのが雌で
黄色っぽいのが雄のようですので雄かな?
果実は小豆より大きな輝きのある赤い実です。
しかし、雄の木なので実はなりません。

シラネアオイ!

2013-05-25 10:04:59 | 植物
気温9℃、ヤマセ、曇。
太平洋側のヤマセになりました。
春の花が1週間程遅れています。
30数年前は奥入瀬にわりとあったそうです。
流れの岩の上にも見られました。
渓流釣りのウェーダーだと採取が
容易いのであればとても残念です?
一軒の庭先より、奥入瀬の流れの中で
みんなに愛でられたいと思います。
やはり野に置けレンゲソウではないでしょうか。

ムラサキヤシオ!

2013-05-24 10:44:52 | 植物
気温11℃、西風2m、晴。
1週間ほど楽しませてくれた湖畔の桜は
外輪山の上の方に上ってゆきました。
数が少ないですが代わってムラサキヤシオ。
奥入瀬の岩の上や、御前ケ浜の岩の上に
鮮やかな色で咲いています。
布の染色の際、色の定着に塩を使うとのこと
この花は8回(何回も)塩を使って染め上げたような
色の花(紫八塩)だということで付けられた名前とのこと。
「桜散る 夢幻の 日々続く」

ユーミン②!

2013-05-23 14:32:43 | 風景
気温14℃、西風3m、晴時々曇。
この間のFMラジオの続きです。
ユーミンは渓谷の緑と、
所々に滝があるのが素晴らしいとのこと。
滝の写真は三脚がないと水の流れが
美しくならずなかなかむずしいです。
道路の写真でごまかしたいと思います。
今日の奥入瀬はムラサキヤシオが所々で咲き始めました。
週末の天気もいいようです、お出かけください。

奥入瀬渓流新緑

2013-05-22 13:30:04 | 風景
気温18℃ 天気晴れ
休屋からチョコっと足をのばして渓流の新緑を見てきました。
お客様からの問い合わせも多くなるこの時期、渓流の様子は
どうかな? と・・・・。
途中、子の口に寄りましたが桜と春もみじ、ちょうど見頃です!!
渓流のムラサキヤシオツツジはまだ先のようですが
ニリンソウの群生地では思わず車を止めてしまいますよ✰
銚子大滝のマイナスイオンで心までリフレッシュ出来て
この季節、オススメポイントです!!
滝の写真はカメラ初心者には残念なものになってしまいました。
なので、ぜひ皆さんには直に感じてほしいなと思います。



ブナ!

2013-05-22 11:44:01 | 植物
気温19℃、西風6m、晴。
ブナの花も満開。
垂れ下がりが雄花、数が少なく上向きが雌花。
写真では分かりにくいと思います。
やる気が無く撮ってしまったのですが
ネタがなくなり使うことにしたので、すいません。
秋にブナの実が豊作になると、ネズミが増え
それを食べるキツネやイタチも増えるとか。
熊さんも木に登ってみんなが喜ぶブノの実。
ホテルのシェフもパンに使っていました。
栗の仲間なので味は似ています。
食べるには手間が掛かるので暇つぶしと
指先の運動にはもってこいかもしれません。

湖畔満開!

2013-05-21 11:52:07 | 風景
気温15℃、西風3m、晴。
各地のソメイヨシノは低温や鳥の被害で
パッとしなかったようですが、さすがは十和田湖の山桜
去年はパッとしなかったですが今年はパッと咲きました。
少し霧がかかった昨日の桜も良かったのですが
妙齢の女性は晴れた日の今日の桜を選定してくれました。
桜もいいですが外輪山をブナの新緑が駆け上る
「ブナの峰走り」もなかなかです。1日の速度は35m
とのことですので、丁度紅葉の逆でしょうか。
湖畔の標高400mから1,000mの御鼻部山まで2週間程。
その間にカツラの赤い芽吹きや、イタヤカエデの黄色い花と
赤い新芽、ピンクのムラサキヤシオ、オレンジのヤマツツジと
山が深緑になるまで楽しみはずっと続きます。
遊覧船からは湖面に映る桜と新緑も楽しめます。
好天が続くようです、お待ちしています。