十和田湖の自然  ~ゆらゆら日誌~

ゆらゆらと十和田湖をめぐりながら、自然のうつり変わりを紹介していきます。

ひろい集めたくなるきもち

2006-10-30 14:22:50 | Weblog
ゆうーらっ、ゆううらっっ。ときどき白い波が見えたりしています。晴。気温9度。
お寒くなりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

おそうじをしていたら、隅にコンビニの袋を発見。
さて、これは「燃える」かしら「燃えない」かしら。。。とのぞいてみたら、いろんなはっぱが入っていました。
どんな気持で拾ったのかしら。誰と拾ったのかしら。遠くから来てくださったのかなあ。すごくきれいだもの。思わず拾いたくなるよね。。
きれいね。いろんなかたちがあるね。すてきないろだね。これは○○もみじかしら。
なんて会話をしながら拾ったかも。。。
外は寒くなったけれど、心はほわっとしたおそうじの時間でした。

十和田湖畔は燃えています

2006-10-27 14:31:22 | 風景
八甲田山の頂上から始まった紅葉は、十和田湖外輪山を駆け下り、とうとう十和田湖畔に到着しました。カエデ類、オオヤマザクラ、アカシデ、ウルシ等が紅く燃えています。外輪山の上の方は淋しくなりましたが、湖畔の風当りの弱い所と奥入瀬渓流は11月上旬位までもちそうです。樹高の低いカエデ類は、大きい木が葉を落としてから色が鮮やかになります。宇樽部と子ノ口の間、宇樽部キャンプ場前のカエデ林はいつも遅くまで見事です。    毎年自然の営みに圧倒され、腕の悪さを、カメラ機材や天気と休日のめぐり合わせの悪さのせいにして秋が終わり、恐怖の白い冬に突入です。

湖上遊覧

2006-10-26 11:15:02 | 植物
遊覧船に乗りました。湖畔の紅葉はピークを迎え、この日もあいにくの厚い曇空にもかかわらず、たくさんのお客さんが訪れ遊覧を楽しんでいました。十和田湖の紅葉は「錦屏風」と呼ばれ、岩の屏風を樹木の紅葉が彩ります。この日も素晴らしいものでした(欲を言えば、もう少し雲が薄ければ!)。船上から、ハジロカイツブリらしきカモ類が潜水するのが見えました。ハジロカイツブリは秋になると北方の繁殖地から渡来して越冬する「冬鳥」です。紅葉はもう少しの間楽しめそうですが、十和田湖の冬支度は確実に進んでいるようです。

紅葉が最高潮になりました

2006-10-21 12:46:16 | 植物
今朝のNHK「おはよう日本」で放送していた、十和田湖の紅葉ご覧になったでしょうか?ハンググライダーで地上から紹介していました。・・・で、私も御前が浜まで人混みに紛れて、紅葉写真をパチリ。撮ったものがこの一枚です。まさに、「濃いも薄いも色取り取りに、水の上にも映える錦」とゆう感じ!! 30分おきに出航する遊覧船は、どの船も満員御礼といったようすで、お客様の声もご満悦のようでした。

松見の滝

2006-10-20 09:59:48 | Weblog
やや年配の善男善女18名が集まったせいか、一日快晴となり奥入瀬渓流の支流、黄瀬川を9㌔さかのぼり「松見の滝自然観察会」を開催しました。紅葉の仕組み、樹木の観察、溶結凝灰岩などの解説をガイドの久末さんから聞きながら歩くこと3時間半、ようやくお目当ての「松見の滝」に到着、全員から感激の声が出ました。参加者の方は皆さん健脚で元気でしたが、私は新しい靴のせいもあり復路にマメもでき、太もも痛、ふくらはぎ痛でやっとこさ帰りつきました。先日、青森市で講演された岩崎元郎さんの新聞記事に、登山は試合なのでふだんから毎日10分程度の、腹筋、背筋、ヒンズースクワットのトレーニングが必要との言葉が身にしみました。

いもむしちゃん

2006-10-16 16:50:09 | 昆虫
~ゆらゆら~ すこしだけ風があります。快晴。気温12度。
十和田湖の紅葉は3・4分といったところでしょうか。通勤の時に毎朝見ている山が、どんどん色づいてきています。
写真は家族が観察していた蝶の幼虫で、名前は「いもむしちゃん」。さなぎになるべく、イナ○ウアーをしながら糸をかけているところです。食欲大生でかわいいこでした。主食は、アシタバ、ミツバ。お肌はちょっと固めですが、つまんだときの中身のプにゅっとした感じは、なんとも言えません。ときどき、いやいやをしてオレンジ色のつのをだします。そんなあのこも、この写真をとった13日後に羽化して青空へと飛び立ちました。一ヶ月ほど前のことです。このこの子孫が、また来年大自然の中で羽ばたいていますように…

ブナの樹海と岩木山

2006-10-14 17:42:06 | Weblog
十和田湖を一周する道路に、滝の沢と御鼻部山の間に岩木山展望所があります。眼下にブナの樹海が広がり、この時期はブナの黄葉と岩木山の展望が素晴らしく、晴れた日にはつい立ち止まります。ブナの黄葉の先には、標高750mの高原野菜で有名な沖揚平、そして津軽平野に君臨する岩木山、心のビタミンとなるぜいたくヒトトキです。

八甲田山雛岳観察会

2006-10-13 13:58:37 | Weblog
 今回はこれからピークを迎えようとする雛岳に登った。十和田湖はやっと色づき始めたが、こっちはすごいことになっている。初めて見る八甲田の紅葉は登る前から衝撃的だった。先週の台風と昨夜の嵐で葉が落ちたのではないかと心配していたが、山頂付近を除いて紅葉していた。天気にも恵まれ気持ちよかったが風が強く冷たかったので少し寒かった。
 9:00前に出発。少し歩くとなだらかな傾斜でブナの純林が続いた。標高差が600m程なのでゆっくりと楽しみながら登れた。他の登山者も殆どいなかったため、とても静かでよかった。登山道は紅葉した落ち葉がたくさんあってキレイだった。
山頂に着いたのは11:30前くらい。今日は特別風が強いようで、いつも持っていく簡易トイレが飛ばされそうになった。弁当を食べて下山し、予定よりも30分も早く麓に着いた。

景色やお花もいいけれど。。。

2006-10-10 14:07:27 | Weblog
十和田湖では、もうすぐ紅葉が始まります。
日毎に葉が色づく中、それとともに見る昆虫の数が少なくなっていっているのですが、蛾の仲間は元気です。写真は街頭の下に散らばっていたムラサキシタバという蛾の羽で、青白色の美しい帯の模様が見事な蛾です。
ある昆虫関係の本で読んだのですが、灯かりに唯一飛んできたこの蛾を発見者と採取者が別々の人物だった為に取り合いになったそうです。
しかしこちらでは、結構見られます。他の昆虫・動植物でも言えるのですが、関東辺りでは少ない、いないという種がこちらでは普通に見られたりするため、主に大阪、神奈川で活動していた自分には新鮮な驚きがたくさんあります。
美しい紅葉や花もいいですが、たまには小さな昆虫もいかがでしょうか?
「新鮮な驚き」がきっとありますよ。

十和田の香りをどうぞ!

2006-10-07 15:28:44 | Weblog
ただ今十和田の紅葉は二部ほどになっています。ツタウルシやヤマブドウの紅葉に続いてカツラ(桂)の黄葉が始まっています。この樹の傍を通ると〈綿飴〉のような甘い香りが漂ってきます。思わず頬張りたくなるような香りです。わたしは、この香りが好きで家でも芳香剤の代用として使ったりしています。これから益々色濃くなる秋に香りを楽しみながら踏みしめて歩くのも楽しみの一つです。ご紹介がてら、このカツラのポプリを袋づめにして当支部で販売しています。十和田の香りで癒されてください。