十和田湖の自然  ~ゆらゆら日誌~

ゆらゆらと十和田湖をめぐりながら、自然のうつり変わりを紹介していきます。

北海道の鳥が

2007-09-28 08:49:19 | 動物
 写真中央に、左方向を向いて上半身だけ見せている鳥がいます。赤い部分が喉元、その左上がくちばし、その右の白線に挟まれた部分が目です。・・・分かるでしょうか?鳥の名前はノゴマといって、写真は♂個体です。十和田湖外輪山の一つである十和田山の山頂付近、イチイ(このあたりでは“オンコ”と呼ばれています)とミヤマヤナギ群落の藪の中にいました。
国内では、夏の繁殖期に北海道でだけ見られ(東北の一部でも繁殖している可能性があるそうです)、あとは越冬のため南の国へ渡っていく秋の一時期に本州各地でちょこちょこと見られる程度だといいます。その姿やさえずりの美しさから、バードウォッチャー憧れの鳥の一種で、僕も今年7月の北海道旅行の目的の一つに設定していました。それをまた十和田湖付近で、しかも北海道で出会ったのよりも近くで見られるなんて、結構な分の運を使ってしまったでしょう(笑)

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