十和田湖の自然  ~ゆらゆら日誌~

ゆらゆらと十和田湖をめぐりながら、自然のうつり変わりを紹介していきます。

良いお年を

2008-12-28 13:46:22 | 風景
冬型の気圧配置が続き大荒れの天気が三日間続いています。26日は、地吹雪で非常に見通しが悪く立石付近で田んぼに車が落ちていました。風を待てばいいのですが、この日のその時間帯は、風が止むことなく続いていました。
奥入瀬でもスリップ事故で、大型車が一時道路を塞いでいました。焼山近くでしたので、焼山の除雪ステーションからグレーダーが来てすぐ引き上げてくれました。現場は、前日の雨の上に雪が降り、気温がマイナス7℃でグレーダーが除雪したとたんに、スケート場となっていました。グレーダーの後を追いかけ、時速20kmでもABSがガッガッガッとアヒルのように鳴きおもしろがって遊んでいたら、グレーダーが道をゆずってくれました。事故はその道路で、まもなく起きていました。
一年間お世話になりました。お正月を前にした十和田神社です。よいお年を。

しぶき氷

2008-12-26 14:50:38 | Weblog
日中でも-7℃としばれています。この寒さで、和井内桟橋近くの遊歩道には、このようなしぶき氷ができていました。写真が下手なので芸術的とはいきませんが、寒さや情景は思い描けるでしょうか?まだまだこの寒さは、続きそうです。年末お出かけの際は、沢山着込んで、運転には気を付けてお出かけください。

ヤマセ雪

2008-12-25 11:27:29 | 風景
23日の朝は、30cmと今年一番の積雪となりました。俗に言うヤマセ雪で、八戸・盛岡でもけっこう降ったようです。十和田湖温泉スキー場も50cm程の雪でようやく、どうにかオープンとのこと。
今日は冬らしいどんよりとした天気で、予報は雪。外輪山上部はガスですが、濡れ雪が枝について雪の花が咲いた状態です。午後から青森・秋田県境決定セレモニーが神田川の両国橋で行われます。
両県・両市町合わせて年間約6,700万円。環境保全、景観対策、観光振興に叡智を集めて大切に使ってほしいと思います。

西湖畔から見た本日の御倉半島

2008-12-20 11:32:23 | Weblog
午前9時の気温5.7度。雪もなく過ごしやすいと言えばその通りなのですが、雪がない12月は少し寂しい気がします。西湖畔から見た御倉半島も今日は、どんよりとした雲が懸かっています。でも幻想的で目が離せない感じで、しばらくただボーット眺めてきました。先日引っ越しする友人に「家出した時は、泊めてね。」と頼んだところ、「十和田ほど癒される所はないでしょ」とさらっと流されてしまいました。考えてみると全くその通りといったところです。何処に行っても十和田湖が見えて来るとホットします。

全山霧氷

2008-12-16 11:53:58 | 風景
樹海ラインの発荷峠から笹森展望台にかけて、全山霧氷となっていました。天気予報は午前曇り、午後から晴れて昨日より気温が5℃位あがるとのこと。青空で残り少なくなった霧氷を撮るか、曇り空でたくさんの霧氷を撮るか、これは悩ましいことです。樹木だけの霧氷だったら、まあ冬の間に何回か撮れるでしょう。しかし、全山霧氷はおそらく2年ぶりです。その前は11年前でした。これで出発時間は決定です。しかし、根性が悪いので(カメラの腕も悪い)、皆さんに全山霧氷はお見せしないのです。これは地元民でも気象条件を計算し(たまたま)、そこに行かなければ(本当に感動ものでカメラ撮影を忘れる位です)めったに見られません。では、サイナラ!

湖畔のさんぽ

2008-12-15 10:12:55 | 動物
ゆらゆら。。。晴れ。朝の気温-2.9℃。
寒くなりました~。
凛とした空気の中、朝のお散歩はすがすがしいですよ。
湖畔は、ちょっと風がある日が多いので、暖かくして歩いて下さいね。
昨日の朝のように、さらっと雪が降った後だったりすると、空の青、ナナカマドの実の赤、湖の藍、雪の白。雪の結晶が、キラキラと輝く。
想像しただけでもわくわくしませんか?
めっちゃ♡きれいです。
ことりも葉っぱがないのでよく観えます。この写真はビジターセンター傍の撮影です。すぐわかりました?ゴジュウカラです。

「中湖(なかのうみ)展望台」散策

2008-12-13 14:29:54 | Weblog
十和田神社脇の木の階段からヒバ造りの階段を含めて104段。息があがってきました。そこからさらに5分程、山道のような険しい道があります。でもその中では、野鳥の声しか聞こえません。わたしが入り込んだ事が迷惑のように、賑やかに騒ぎ立てています。キツツキは、コンコンどころかガンガンと朽ちた木を叩いています。思いがけず今日はリスも顔を見せてくれました。やっと展望台にたどり着き、葉が落ちた樹木の間から湖がみえます。樹木がかなり伸びているので、展望台から湖が少し見えるだけでした。森の中のざわめきや鳥の声に耳を澄ませていると仕事場からわずか歩いて20分程離れた所とは思えない居心地の良さを感じました。なかなか爽快な散策でした。葉が落ちた時期がおすすめです。

乙女の像

2008-12-12 11:19:13 | 風景
「十和田湖畔の裸像に与ふ」高村光太郎
銅とスズとの合金が立ってゐる。
どんな造形が行はれようと
無機質の図形にちがひない。
はらわたや粘液や脂や汗や生きものの
きたならしさはここにない。
すさまじい十和田湖の
円錐空間にはまりこんで
天然四元の平手打をまともにうける
銅とスズの合金で出来た
女の裸像が二人
影と形のやうに立ってゐる。
いさぎよい非情の金属が青くさびて
地上に割れてくづれるまで
この原始林の圧力に堪えて
立つなら幾千年でも黙って立ってろ。

ビジターセンターでぽちっと

2008-12-08 10:38:51 | Weblog
ゆらゆら。。。雪。気温-0.1℃。外は真っ白になりました。
ビジターセンターの中には、野鳥のバードカービングがあって、ぽちっとボタンを押すと鳴き声が聴けます。20種類あって、今日はアカショウビン、オオルリのボタンを押しました。いい声です。目を閉じると今年はこの声、あの場所にあの人と行ったとき聴いたっけなーとか思い出したりして。ハートがふわっと、あったかくなったりします。
今年から、「バードボイス」というものをビジターセンターで販売しているんですが、付属してるシールをペンでタッチするだけで250種の鳴き声がきけちゃうというスゴイものです。♡サンタクロースさん、もってきてくれないかなぁ。

半身雪化粧の「乙女の像」

2008-12-06 15:32:28 | Weblog
只今の気温ー0.7℃。西南の風、雪。十和田湖のシンボル「乙女の像」も体半分雪を被り寒そうにたたずんでいます。散歩する人もいたようで、2~3人の足跡が雪道に残っていました。樹木に吹き付けられた着雪が純白の花のようにとても綺麗です。歩いてみると毎日見ているものが、何か新しい発見のように感じたりします。