十和田湖の自然  ~ゆらゆら日誌~

ゆらゆらと十和田湖をめぐりながら、自然のうつり変わりを紹介していきます。

カモシカ

2006-12-26 13:21:25 | 動物
シーンと静かな湖に、白鳥の鳴き声が響いています。晴れ。気温-4度。
いつも、ゆらゆらから書き出しているので、なんだか物足りないような気がしてしまいますが。
湖、美しいです。本当に。。。
話は変わりますが、前回ブログをかいたYさんのお薦めコース、私もさっそく歩いてきました。
写真は途中で撮ったものです。何の足跡かわかりますか?蹄の形もわかる新鮮な足跡。
そうです。正解はカモシカさん。
ワクワクしちゃって、あっちを眺め、こっちを眺め。
林の中から見える青空を、大口あけて見とれている変な人間を
めずらしいなあ。。。って遠くから観察していたかも。。。。

冬お薦めコースのかんこ台

2006-12-20 14:10:08 | Weblog
冬のお薦めコース瞰湖台
先日息子が双子座流星群を見に行き目を輝かせて話していたが、私はというとストーブの前で温々と体を丸めて見送っていました。あの日で最後だと後で聞き、行けばよかったと後悔をしていました。という訳で、息子に自慢したい気持ちもあって瞰湖台まで歩いて見ました。トンネルが開通してから通行止めになった国道は、静かで、又一人マイペースで歩ける気軽さもあって、登りも下りもゆっくりたたずみ、活きのいい空気を吸いながら往復約6キロを一時間半程で歩くことが出来ました。写真の出来映えはよくありませんがお薦めしたいコースです。

四角岳

2006-12-15 16:40:51 | 風景
もう10年程前になりますが、登山のガイドブックを見ていたら、青森、秋田、岩手の三県にまたがる山と書いてあり、仲間と面白そうだ行ってみるかとなりました。登山道を歩き始めると、おりしもタケノコ採りシーズンでラジオがガンガン、歩いて行くとクマと勘違いし爆竹を鳴らされ、逆に当方がビックリ。悔しいのでウナッタリ、ホエヨウカと思いましたが、銃で撃たれても更に悔しいので思いとどまりました。1時間半ほどで頂上に着きましたが、すぐ隣に鹿角市の中岳があり、そちらの方が少し背も高く姿も良く目障りでした。しかし、こちらは三県の県境の由緒ある山です。頂上の柱に青森側、秋田側、岩手側とあるので、柱を一周し三県を歩き通し、お決まりのVサインと汗と疲労顔の記念写真です。帰りに寄った、新郷村村営の温泉が新しくきれいで、露天風呂とその後のビールが心地よかったです。

水の上の仲間たち

2006-12-11 13:05:01 | 動物
すこしだけゆらゆら。。。曇りときどき雪。気温-1度。
さむっ。でもまだいいほうです。もっと寒い日もありますから。
白鳥さんも増えてきました。きのうは91羽。水の上の仲間たちも増えてます。
太平洋が荒れ模様なのか、カモメの水兵さんたち。
オナガガモ、ホシハジロ、ホオジロガモ。
ホオジロガモは少ないので、いたら写真撮りたいと思ってたのに、速攻逃げられてしまいました。
写真はホシハジロさんです。私が、そばによって話しかけても、しらんぷり。
ぜんぜんお構いなしなのでした。こんなに沢山いると、1羽ぐらい葱しょってたらかなりおもしろいんじゃないかとか、考えてしまうのは私だけでしょうか。。。。不謹慎?!ごめんね。★ホシハジロさん。

冬の出会い

2006-12-09 14:49:25 | 動物
寒い日が続いています。私もやっと雪囲いを設置して、雪深い冬の備えを終わらせることが出来ました。「さあ、いつでもやって来い!」とは思いませんが、少しづつ体を慣らして、長い冬を楽しんでいきたいと思っています。最近の楽しみと言えば、夜、車を走らせていると、冬毛になったウサギやテンを見かけます。ウサギなんかは、よく道路に立ち止まっていて、急ブレーキを踏んでしまうこともあります。「そんなとこに居たらあぶないでちゅよ」なんて思わず赤ちゃん言葉を使っている自分に気付いて、一人顔を赤らめて居ることもあります。これからはそんな何気ない出合いが楽しみの一つでもあります。

全山霧氷

2006-12-07 14:39:08 | 風景
11月4日、十和田湖~大館間の樹海ラインの笹森展望台付近は全山霧氷地帯となっていました。全山無法地帯はかなり怖いものがありますが、全山霧氷地帯はかなり見所があります。あいにくの曇り空でコントラストと言うか、鮮やかさは今ひとつですがお知らせします。ちなみにその朝、車の外気温度計はマイナス8℃、この厳しさこそがみごとな自然現象を作り上げてくれていました。霧氷誕生の秘密は文章で読んでもよくわかりませんので、一度その現場で出来上がっていく様子を見たいものですが、自分が「八甲田山の雪中行軍の後藤伍長」になりそうで複雑な心境です。

さらば十和田湖、また会う日まで

2006-12-02 14:21:38 | 風景
自然公園財団十和田支部に若手BESとして来て8ヵ月、無事シーズンを終えることができました。土地勘や言葉、仕事などがようやく分かるようになってきたところなので、少し寂しい気もします。こちらにいて一番印象に残っているのは、やはり素晴らしい自然の中で過ごせたということです。早春のスプリングエフェメラルや山菜に始まり、夏は様々な花や昆虫達、秋は紅葉とキノコ、冬は鳥など、四季それぞれに素晴らしいものがありました。課題も多く残った8ヵ月でしたが、ここで勉強できたのを感謝しつつ、帰路に尽きたいと思います。