十和田湖の自然  ~ゆらゆら日誌~

ゆらゆらと十和田湖をめぐりながら、自然のうつり変わりを紹介していきます。

奥入瀬のヤマツツジ満開

2007-05-31 13:33:01 | 植物
奥入瀬の三乱れの流れでヤマツツジが満開となり、多くのカメラマンで賑っています。特にベストを着てプロぽっい感じの服と大きな機材の人達は場所の独占率が高いようです。後ろで待っているのですが、後がウルサイなんか文句あるかという感じて振り向かれると、もう仕方なく後で撮影してしまいます。三脚を忘れてしまい、ストロボを焚いたらまた振り返られてしまいました。少し濃い緑になってきましたが、トチノキやアオダモの白い花も咲き、爽やかな奥入瀬が一番いい時期となっています。

ポロンと落ちてるサクラの花

2007-05-29 14:04:26 | Weblog
ゆらゆら。。。気持ちいい晴れ。気温18.5℃。
ゆらゆら。ゆらゆら。いい季節になりました。
新緑は目にまぶしく、ぽかぽか日差しは暖かく、小鳥の声はかわいく。。。
いつも、上を見上げて鳥の姿をさがし、木の葉を眺めているうちに、なぜか口があいている。。。
はっと気づいて、誰も見てなかったかしら(赤面)。
キョロキョロ。
そして、胸をなでおろすのです(ヨカッター)。
写真は、ニュウナイスズメさんが、落としたサクラです。
ポロン、ポロンと上手に落としています。
もういくらも残っていないサクラをニュウナイスズメさんも楽しんでいます(おいしいのかな)。

釣り

2007-05-26 09:10:35 | 動物
今年初めて2人で釣りに行ってきました。釣り魚はいつもと同じくイワナです。今回行った川は流れが速く水量のある川でした。
 最初のアタリはなんともむなしくバラしてしまいました。バラしはいつものことですが・・・。今回は全部で6尾釣り上げることに成功しました。仕掛けは沢山無くなり、虫除け対策も忘れブユに刺されましたが楽しかった。
 写真は今回一番太っていたイワナです。初めて見る顔つきで白い腹の個体はいつもと違って見えました。釣り好きの人に聞くと、縄張りを持たないイワナは白いんだよ。縄張りを持って初めて腹がオレンジ色になるんだよ。と教えてくれ、非常に勉強になりました。

断崖絶壁

2007-05-25 16:33:53 | 風景
昨年、断崖絶壁に咲くムラサキヤシオの花の写真を撮りたくて二週間に亘ってこの場所に通いました。十和田湖周辺で写真撮影されている方だと、どなたでも知っている旧かんこ台です。ここの地形はオーバーハングというのでしょうか、つい湖に引き込まれてしまいそうで、高所恐怖症の方にはお奨めできませんが、ジェットコースター好きには無料で楽しめる好いところかも知れません。25年ほど行っていますが、しかし、この場所はいつ崩れてもおかしくないと行くたびに思います。行った時は、いつも地震が来ないことを、苦しい時の神様に祈りつつ、滞在時間は10分以内と決めています。
高所恐怖症の私には、ホラー小説のようなものだからです。夏にお奨めです。

この樹なんの木

2007-05-24 15:48:58 | 植物

湖畔の秋田県側、銀山地区「山の家」の前に、で~んとそびえたこの木、カツラの木です。
あまりの見事さに、ボーーット見とれていると、ここの支配人さんが近づいて来て、話を聞かせてくださいました。「この木は、昭和20年代に一度切られたそうだ。その後、脇から出た枝が、今こんな巨木に育ったんだ。」何と約60年余りで、ひこばえが!こんなに見事に!驚きでした。この地区は、こんな巨木がまだたくさんあります。今は、新緑の美しい時季でもあります。ゆっくり散策してリフレッシュするのも好いですよ。

景観保護

2007-05-23 16:09:24 | 風景
青森県南部の500本のヤマツツジで有名な神社です。多くの人出で賑っていましたが、せっかくの美しい色のツツジの山が、電柱と電線が多すぎて写真になりません。十和田湖では国立公園ということで、湖畔の電線は地中化されています。その他の場所は、山の地肌に近いこげ茶色の電柱となっています。これは国立公園を見守る、環境省の自然保護官の指導によるものです。人の住むところは人工の産物ですが、ちょっとした配慮で景観が守られるものと思いますが・・・。

朽木の中には

2007-05-23 09:12:53 | 動物
 ルリクワガタという、1.5㎝と小さいながらも非常に美しい体色をした(♂はその名の通り瑠璃色で特に美しい)クワガタムシの仲間がいます。ブナ林に生息しており、十和田湖周辺にもいるのでは?と思い、先日探しに行ってきました。ブナの新芽や朽ち木から見つかるらしく、探しに行った場所もちょうどブナの芽吹きの時期で、「よし、探すぞ!」だったのですが・・・。なんと雨にたたられてしまい、仕方なく日当たりが悪くまだ雪の残る、林床の見通しがきく場所で、朽ち木を見つけてそれを削って探すだけにしました。結果は・・・。でも代わりに面白いものがたくさん見つかりましたよ。カミキリムシやタマムシの幼虫、ゴミムシやオサムシ、コメツキムシにゴミムシダマシ(写真はクワガタゴミムシダマシの♂で、胸部に先端に毛の生えた2本の角をもちます)、線虫などその他もろもろ・・・。土壌や樹木の分解者、それを食べる捕食者たちです。ふだん見かけない種も多く、森を支えるこの「縁の下の力持ち」たちに改めて感謝させられた1日でした。
ちなみにこの朽ち木割り採集(材割り採集)をする際には、「生息環境を損なわない程度に・保護区内では厳禁・生木は傷つけない」などの配慮を忘れないでくださいね。これは他の昆虫採集法でも同じです。

アナグマ登場

2007-05-22 09:13:23 | 動物
ゆらゆら。。。晴れ。気温18℃。

今日はあったかーい。すごく気持ちがいい。
せっせと、食べ物探ししていたら、わたしに話しかけてくる人間がいたの。
カメラをかまえて熱心に撮影してるから、サービスしました。
かわいいでしょう。チャームポイントはちょっと上をむいた鼻かな。
この辺では、わたし、「マミ」と呼ばれています。
のんびりさんだから、脅かさなければ大丈夫。
ちょっとは、みなさんにお付き合いできるかも。
では、また。

アカエリヒレアシシギ

2007-05-19 13:54:14 | 動物
先日、湖で羽を休めていました。旅鳥で、けっこう群れて来る鳥のようですが、この日はたった1羽。はぐれて一人旅ですか?おかげで私は、初めてお目にかかる事が出来ました。
胸元の橙色の鮮やかさと、細長い嘴のいたずらっぽさが、何ともかわゆい! 次の日には、もう姿がなかったけれど、何処かの空の下で、気ままな一人旅楽しんでいることでしょう。

エゾハルゼミ

2007-05-18 10:50:51 | 動物
釣りをしようと出かけたのだが、車で走っているとみずみずしい新緑が目に飛び込んできた。ん~どうしようか。とりあえず現地まで行ってみて、先着がいたら予定でも早めてドライブすることにした。で、行ってみると・・あ・よし、ドライブ&散策でもするかな。そしてやって来たのは、奥入瀬渓流。ここの新緑はやっぱりいいなあ。窓越しからでもキレイだけど実際に外に出てみないとね。車を 邪魔にならない所に止めて、付近を散策することにした。
 ああ、なんてキレイな所なんだろう。身体にスーッと染み渡るおいしい空気、目を細めて見とれてしまう木漏れ日。ひたすらため息ばかりついていた。ふと、ツルアジサイの若葉にエゾハルゼミがついているのを発見。うわー、ついにセミが出てきたか。うんうん、とうなずきながらカメラを構えた。今日は一日中暖かかった。