すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

補正予算案

2009年12月22日 | 日記
鳥取市議会が補正予算を可決して、閉会しました。

その中で、保育園に加湿器を配布する予算が計上されています。
冬は暖房するので加湿器は必要な保育園もあるでしょう。
ですが、その前に、暖房施設が不十分な保育園もあるんです。
一律に予算をばらまくから、今のような財政悪化を招くんです。
それぞれの保育園に職員が出向き、何が足りないか聞いて
本当に必要なものを購入するのが、本来のあり方だと思います。
SANYOの支援という目的もあるのでしょうが、
SANYO製品は加湿機だけではありません。
冷蔵庫も、暖房具も作っています。
本当に必要なものを、本当に必要としている市民へ。
市政の基本はこうあらねばならないと思っています。
これではバラマキだと市民の間から批判されてもしかたありません。

また、高齢者のバス運賃への手当もなされました。
だったらなぜ、老人会のみなさんから陳情が出されたときに、すぐに対応しなかったのでしょうか?
委員会審議が続いている中で、補正予算で組むという政治手法が妥当なのでしょうか?
私には議会軽視と思えて仕方ありません。
車が運転できず、バスを使わねばならないお年寄りへ思いを致すことができなかったけれど、
選挙前に考えたら、投票率が高いお年寄りに何かPRできる政策を打ち出したかっただけではないのか?
そんな疑問を持ったのは私だけではなく、市民の多くがそう思われたようで、何人もの市民から同様のご指摘をいただきました。

選挙前だけでなく、4年間通して、市民を大切にする市政を実現したいと思います。

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