すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

無所属の私が川上候補を応援するわけ

2013年07月17日 | 日記

 私は民主党員ではなく、無所属の議員ですが、今回の参議院選挙では、民主党候補の川上さんを自分の選挙のように応援をしています。その理由は2つです。
 ひとつ目は自民党の憲法改正草案を読んで、怖くなったからです。自衛隊は国防軍に改称し、自衛権の発動も明記されていました。近代以降の戦争は、ほんとんどが自衛のためにという大義名分で開戦されています。その反省はどこに行ったのでしょうか? 加えて、国民の人権、自由、平等を「公益」と「公の秩序」で制限できると明記しました。現在は「公共の福祉」が制約原理とされていますが、これは誤解を恐れずに簡単に言うと、「他人の権利を侵さないこと」と私は理解しています。その反面、「公益」とは利益の総和であり、少数者の犠牲の上に多数の幸福が成り立つ場合にも妥当し、「公の秩序」も国家の安定のためには拷問や盗聴も許与することになりかねません。そうなれば個人の人権、自由、平等は尊重されなくなるでしょう。
 2つ目の理由は、議会では特定の勢力が強くなるより、ある程度、いろんな党派や会派の議員がいて、議案ごとに「ああでもない」「こうでもない」と議論している方が正常だと思うからです。特定の勢力が強くなると議会運営は荒くなります。
 鳥取県議会でも、私たち、「かけはし」の議員が1人離脱し、交渉団体の資格を失い、議会が自民党と絆の2会派になった途端、2会派で決めればいいというような雰囲気になってしまったように思います。伊藤議長も、野田議会運営委員長も、本当に少数者の意見に対して配慮されてるのに、こんな雰囲気になったのも、2つの会派で議会運営が可能なったからではないでしょうか。
 「衆院が決めたことを、参院がしっかりチェックして、政見の暴走を許さない」。こんな国会運営が理想と思うのですが、皆さんはどうお思いですか? 

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