調査1日目の最後は、境港管理組合を訪ね、境港リサイクルポートに指定されて1年経った現状をお聞きしました。説明は小倉誠一事務局長からお聞きしました。
・一昨年のリサイクルポート指定に続き、昨年11月11日に国際コンテナ、木材、外航クルーズの3つで日本海側の拠点港に指定された。
・境港はコンパクトな港。外航は昭和北地区=国際旅客ターミナル、昭和港地区=木材・国際コンテナ、竹内団地、江島地区=原木、リサイクル
・全体貨物は年間400万トンで推移していたが、リーマンショックで23%ダウン。国内貿易は回復が遅れている。外航コンテナは昨年1万4386本と過去最大を更新した。
・境港のメリット=①対岸と交易しやすい…1日~3日で韓国、ロシア、上海に行ける②地震・津波に対する高い安全性③高まる陸上輸送の優位性…無料の高速道路整備④強まる北東アジアとの連携⑤これまでの物流・人流の実績
・境港のセールスポート ①北東アジアへのゲートウェイ②トータル物流コストの削減③サービス・競争力の向上
①東アジアへのゲートウェイ=中国航路(週2便)、韓国中国航路(週1便)、韓国航路(週3便)、韓国ロシア航路(週1便)
②トータル物流コストの削減=時間コストの削減
③サービス・競争力の向上=CIQの迅速化
・リサイクルポート 昨年1月に指定
・静脈物流(金属くず、廃プラスチック、古紙)の海上輸送拠点ということ
・全国に23港が指定された。
・昭和南=汚泥炭化燃料、昭和北=金属くず、ゴムチップ、廃プラ、古紙、竹内=RPF 木くず燃料、江島=木くず、RPF
・2025年で30万トンの取扱を目標にした。思いを積み上げた。全体が3倍
・境港の目指す姿
・リサイクル企業の立地が進んだ地域
・トライアル輸送の取り組み
・対岸との取り組みはこれから
RPFを韓国の工場で使ってもらうように働きかけている。
・潜在需要は韓国で多いが、木材はオンドルで使用して、足りない状況だ。
・バイオコークス
・原木を取り扱えば木皮が落ちて、山のようになっている。
・木皮を固めて燃料に再利用するのがバイオコークス
・石炭の代替となるバイオコークスの開発に産官学で取り組んでいる。
・共同研究先は近畿大
・リサイクルポート推進協議会
産学官で構成。企業は13社。規制緩和の検討。セミナーの開催。
主な質疑応答
Q 境港まで高速道路がないが
A 今の交通量は人口減少で確実に減る。境港利用の増加分はどうなるか検討が必要。欲しいは欲しいです。
Q どんな木を輸入しているのか、その用途は
A 建築用合板で北米の木材。ロシア産は化粧用合板。
Q 産廃が集まってくることで、漁港への影響は
A ゴミを集めて回っているわけではない。有用な物を集めている。
Q バイオコークスの事業主体は。醤油など塩分のあるものが困っている。塩分は排除できるのか。
A 当然、塩分が着いたものとして実証実験をしている。民間はサンコウ。
Q 推進協議会が機能してもらわんといかんが
A ルール作りやトライアルをしてりしている。1社だと少ないが、集まりませんか。それを企業メリットにしたい。
雪の降る中、境港の港湾施設を案内していただきました。
国際コンテナターミナルです。
木材が荷揚げされていました。
木材の荷揚げで生じた木皮の山です。
これがバイオコークスの原料になります。
金属くずです。
金属くずの整理をする作業車です。
北朝鮮に輸出しようとしたが、禁輸で出来なくなった冷蔵庫の山です。床に埋めて電気は使わず、保管庫として使うのだそうです。放置されたため、訴訟で撤去させることになったそうです。
韓国に輸出されるRPFが野積みされていました。
・一昨年のリサイクルポート指定に続き、昨年11月11日に国際コンテナ、木材、外航クルーズの3つで日本海側の拠点港に指定された。
・境港はコンパクトな港。外航は昭和北地区=国際旅客ターミナル、昭和港地区=木材・国際コンテナ、竹内団地、江島地区=原木、リサイクル
・全体貨物は年間400万トンで推移していたが、リーマンショックで23%ダウン。国内貿易は回復が遅れている。外航コンテナは昨年1万4386本と過去最大を更新した。
・境港のメリット=①対岸と交易しやすい…1日~3日で韓国、ロシア、上海に行ける②地震・津波に対する高い安全性③高まる陸上輸送の優位性…無料の高速道路整備④強まる北東アジアとの連携⑤これまでの物流・人流の実績
・境港のセールスポート ①北東アジアへのゲートウェイ②トータル物流コストの削減③サービス・競争力の向上
①東アジアへのゲートウェイ=中国航路(週2便)、韓国中国航路(週1便)、韓国航路(週3便)、韓国ロシア航路(週1便)
②トータル物流コストの削減=時間コストの削減
③サービス・競争力の向上=CIQの迅速化
・リサイクルポート 昨年1月に指定
・静脈物流(金属くず、廃プラスチック、古紙)の海上輸送拠点ということ
・全国に23港が指定された。
・昭和南=汚泥炭化燃料、昭和北=金属くず、ゴムチップ、廃プラ、古紙、竹内=RPF 木くず燃料、江島=木くず、RPF
・2025年で30万トンの取扱を目標にした。思いを積み上げた。全体が3倍
・境港の目指す姿
・リサイクル企業の立地が進んだ地域
・トライアル輸送の取り組み
・対岸との取り組みはこれから
RPFを韓国の工場で使ってもらうように働きかけている。
・潜在需要は韓国で多いが、木材はオンドルで使用して、足りない状況だ。
・バイオコークス
・原木を取り扱えば木皮が落ちて、山のようになっている。
・木皮を固めて燃料に再利用するのがバイオコークス
・石炭の代替となるバイオコークスの開発に産官学で取り組んでいる。
・共同研究先は近畿大
・リサイクルポート推進協議会
産学官で構成。企業は13社。規制緩和の検討。セミナーの開催。
主な質疑応答
Q 境港まで高速道路がないが
A 今の交通量は人口減少で確実に減る。境港利用の増加分はどうなるか検討が必要。欲しいは欲しいです。
Q どんな木を輸入しているのか、その用途は
A 建築用合板で北米の木材。ロシア産は化粧用合板。
Q 産廃が集まってくることで、漁港への影響は
A ゴミを集めて回っているわけではない。有用な物を集めている。
Q バイオコークスの事業主体は。醤油など塩分のあるものが困っている。塩分は排除できるのか。
A 当然、塩分が着いたものとして実証実験をしている。民間はサンコウ。
Q 推進協議会が機能してもらわんといかんが
A ルール作りやトライアルをしてりしている。1社だと少ないが、集まりませんか。それを企業メリットにしたい。
雪の降る中、境港の港湾施設を案内していただきました。
国際コンテナターミナルです。
木材が荷揚げされていました。
木材の荷揚げで生じた木皮の山です。
これがバイオコークスの原料になります。
金属くずです。
金属くずの整理をする作業車です。
北朝鮮に輸出しようとしたが、禁輸で出来なくなった冷蔵庫の山です。床に埋めて電気は使わず、保管庫として使うのだそうです。放置されたため、訴訟で撤去させることになったそうです。
韓国に輸出されるRPFが野積みされていました。
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