東京都議会の木内良明都議(公明党都議団副団長、写真左から5人目)、神林茂都議(都議会自民党副幹事長、写真左から4人目)、吉住健一都議(都議会自民党副幹事長、写真左から2人目)、中谷祐二都議(都議会民主党、写真左から3人目)の4人が来県され、東京へのオリンピック、パラリンピックへの支援要請を平井知事、伊藤議長(写真右から5人目)にされ、私(写真右から3人目)も同席してお話をお聞きました。
中谷都議は、福岡教育大学付属小学校で共に学んだ幼馴染。私は別件で伊藤議長に会っていたのですが、中谷都議からは要請行動のことを聞いていたので、伊藤議長に「よろしくお願いします」と話すと、「公明党の皆さんも同席されるので、同級生なら同席しませんか」と配慮いただき、同席させていただきました。
先日のIOC総会で、立候補都市は東京、イスタンブール、マドリッドの3都市に決まりましたが、東京誘致への最大の問題点は、支持率の低さだそうです。イスタンブール、マドリッドが共に70%を超える国民の支持があったのに、東京は47%。しかも、23%は反対だったそうです。そこで、都議の皆さんが手分けをして全国を回り、支持率アップに努力されているのだそうです。
木内都議は「聖火リレーは全国を回りますし、世界のトップアスリートが日本に集結しますが、直前の合宿は全国各地で行われます。予選の会場を東北地方に持っていくなど、東京に五輪を誘致するのではなく、日本に五輪を誘致したいのです」と熱く語られ、中谷都議からは「招致のシンボルマークは都内の芸大生の作品。リーフは無事に帰ってきてねという思いを込めてつくるもの。夏の五輪が半世紀を経て東京へ戻ってきてほしいという願いを象徴しています。五輪の五色のうち、黒を江戸紫に代え、東京をPRしています」などと説明をいただきました。
五輪の東京誘致については、環境問題や財政問題から慎重論もあるようです。私が「空襲で焦土と化した日本が敗戦から復興し、東京五輪で高度経済成長が始まったように、東北大震災からの復興が進み、2度目の東京五輪から新しい経済成長が始めるとしたら素晴らしいことですね」とエールを贈ると、都議の皆さんは喜んでおられました。