すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

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国英のごみ焼却場問題と市庁舎問題は同根

2011年06月19日 | 日記
 河原町国英のごみ焼却場問題と市庁舎問題の根っこは同じだと思います。
 本来、住民の意見を大切に聞かねばならない市長と市議が、住民の意見を軽ろんじ、自分たちの考えだけで物事を進めたからです。

 国英のごみ焼却場は30年を経過すれば移転し、移転後はその周辺に建設はしないと約束しながら、旧河原町と鳥取市は違うから約束は守る必要がない、同じ国英に建設しながら旧ごみ焼却場の周辺に建設するわけではない……。えっ~~という理論展開が並びます。そして、新庁舎問題でも、市庁舎よりも2年前に建設された県庁が耐震補修で、今後、50年使うおうと工事をしているのに、市庁舎は耐久性がなくなるから、壊して建て替えるというのです。
 
 そして、こうした誰にでも分かる論理矛盾が展開され、市議会の中で再三再四質問されているのに、多くの市議は市長の提案に賛成をしてしまうのは何故でしょうか。論理矛盾に気がつかないのか、いつも反対する市議の反対だからと頭から決めつけて聞いていないのでしょうか。それとも、論理矛盾と分かっていても賛成しなければならない特別の理由でもあるのでしょうか。国英の問題にしろ、市庁舎の問題にしろ、市議の在り方が厳しく問われていると思います。

 
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鳥取市庁舎の新築移転を巡り署名活動を展開中

2011年06月19日 | 日記
 今、鳥取市庁舎の新築移転を巡り、その是非を署名で問うよう求め、署名運動を展開しています。知人、友人はもとより、昨日は鳥取駅前などの街頭で活動し、今日も頑張る予定です。

 私がなぜこの運動に力を入れているかというと、鳥取に本当の意味での民主主義を根付かせたいからです。民主主義の根幹は選挙です。候補者の人格識見を問い、訴えている政策を見極めて投票行動が決められているかというと、必ずしもそうではありません。地域が同じだから、同窓生だから、所属する団体組織が支援しているから、など「しがらみ」で決められている方が少なくないことを、市長選、県議選という2回の選挙で経験しました。市議選も市長選でお世話になった候補を応援しましたが、その中でも強く感じました。

 市議会が民意を反映しているなら、市議のみなさんが民意に鋭敏なら、この住民運動は起こってないと思います。多くの市民が疑問を感じている中、駅北口に市庁舎移転新築を移転するよう求める陳情を簡単に採択してしまいました。ここから民意と市議会の乖離が始まっています。6月になって市が出した結論は、駅北口でなく、駅南の市民病院跡地です。陳情に賛成した市議の皆さんには、どうして、考えが豹変したのか、市民に説明する責任(アカウンタビリティー)があると思いますが、街頭に立たれたり、議会だよりを出されたのでしょうか?

 私も議員ですが、民意との乖離を何より恐れます。民意と乖離してしまえば、議員の存在価値はないからです。そのことの意味を考えて欲しいと思います。市長や会派の方ではなく、市民の方を向いて判断をして欲しいのです。本音を言えば、市長にこそ、市民の方を向いて話を聞いて欲しいと思います。

 話は変わりますが、署名運動をしているとき、あるスーパーで、若い警備員が「ここで署名活動をするのは禁じられています。届け出はされましたか。届け出がないなら止めてください」と丁寧な口調ではありましたが、そのように言って来ました。私たちは雨が降ったので、荷物だけ建物の庇の中に退避させていたので、「すみません。公道に出します」と荷物を動かしました。すると、また、しばらくして、この警備員が来て、「署名を止めてください」と繰り返します。そこで、「ここは公道で、貴社の敷地ではありません。どういう権限で中止しろというのですが」と聞くと、無線でやり取りをした上で、「それが規則です」とい言うのです。それで、「責任者と電話で話したいので、電話番号を教えてください」と言って電話番号を聞き、電話してみると「敷地内でなければかまいません」との簡単に言われたので、そのことを説明しようと警備員の姿を探したのですが、店舗内に走り去っていく姿がありました。いったいどういったやり取りが警備員と無線先の上司との間にあったかは知りませんが、ありもしない規則を盾に、表現の自由や市民活動の自由を侵害しようとしたことは許せませんし、それ以上に、自分の旗色が悪くなったら姿を消したことが不快でした。
コメント (5)
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