29日、2018FIFAワールドカップロシア大会で、1次リーグH組の日本が決勝トーナメント進出を決めた。
試合自体は0-1でポーランドに敗戦。
同時間に行われていた同じH組のコロンビア-セネガル戦が1-0で、日本のフェアプレーポイントがセネガルに対し優位にあったため、日本は試合終盤から、点数は0-1のまま、警告退場を受けないようにする、つまり、パス回しなどで時間稼ぎをして負ける、という戦術をとった。
セネガルは得点することができず、0-1で敗戦。
日本は失点せず、警告退場を増やす事無く、0-1のまま敗戦。
それで、結局、日本はセネガルに対し、勝ち点、得失点差、総得点で並んだが、フェアプレーポイントが上回り、決勝Tに進出という事になった。
この日本がとった戦術に対しては、賛否両論ある。
決勝Tを決めたのだから良し。
このような戦術はフェアプレーでは無い。
私の思いは後者だと思う。
どのような背景があれ、どのような結果であれ、つまらない試合はつまらないと言いたい。
酷い試合は酷いと言いたい。
クソな試合はクソと言いたい。
自国チームの成績しか興味ない人も多いだろう。
自国が良い結果を残せばよい、と。
国(地域)別対抗戦だから、それはそれでいい。
日本-ポーランド戦に対し、各国のメディア、著名人等から批判的な意見が届いている。
これらに対し、時間稼ぎは当然の戦術、どの国どのチームでもやるしやったことがある、という反論を多数見かける。
まぁそれはその通りだ。
決勝T進出がどれだけすごい事なのかわかっているのか?
何きれいごと言ってやがる! と。
ま、確かに。
でも、スポーツって結果がすべてなの?
サッカーファンを自任する人達が、この試合を単純に是とするならば、少し悲しいと思う。
FIFAワールドカップは何のために観るのか?
私は世界のトップレベルにある選手達のプレーが観たいからだ。
…
とか言いながら、今回のワールドカップはまだ一試合も観てません。
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