GITANESの刺激臭なら解雇理由になる?
それとは無関係に・・・。
9歳の頃から少年野球のチームに所属していたこともあってか、
他人様にあいさつすることについて、あまり抵抗があったり
恥ずかしいなどという感覚はない。これは非常にラッキーだ。
中学時代以降のクラブ活動や、社会へ出てから色々な人達との関係
を構築する上で、「あいさつ」は非常に重要な要素であることは
ほとんどの人が分かっていると思う。
分かっているけど、なんとなくあいさつできない という感覚も
ほとんどの人が理解できる心境だろう。
で、そんな「あいさつ」に抵抗がない私も、全ての人にあいさつ
しているかといういうと、そんなことはない。
あいさつしない場合もある。
それは「この状況ではあいさつしない方がいいなあ」と判断した時と、
「お前にはあいさつしない」というメッセージを発しているときと、
単純に忘れたときだ。
以下引用
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
<労働審判>校長にあいさつせず解雇された教諭が勝訴 山口
4月9日2時36分配信 毎日新聞
山口県周南市の私立高校の元男性教諭が「校長に
あいさつしなかったのを理由に解雇されたのは不当だ」として、山口地裁
に起こした労働審判で勝訴。学校側は異議を申し立てて訴訟に移行したが、
8日、職場復帰や未払い賃金を支払うとする和解案を元教諭側に提示した。
元教諭は受け入れる意向で、16日にも和解が成立する。
訴えによると、元教諭は06年9月、始業前に学校の近くで生徒の交通
誘導をしていた時、校長(当時)が車で通り過ぎたことに気付かなかった。
すると、学校側から「あいさつをしなかった」として自宅待機を命じられた。
約半年後、学校側に呼び出された際「校長の命令に従えるか」と問われ
「不安がある」と答えたところ、再度自宅待機を命じられ、昨年7月に解雇
されたという。
校長は運営する学校法人山口県桜ケ丘学園(山縣武哉理事長)の理事兼
理事長代理。元教諭はかつて、校長が理事を務める市民団体への活動協力を
拒否した経緯があった。
元教諭は昨年9月、解雇権の乱用で無効だとして同学園を相手取り、地位
確認などの労働審判を申し立てた。山口地裁は3月、元教諭の訴えを認め、
職場復帰などを言い渡したが、学園が異議を申し立てていた。校長は3月に
高校の校長を退任し、現在は中学校長を務めている。
和解について元教諭は「長い間家族にもつらい思いをさせたのでこれで安心
させられる。教壇に立つことが私の使命。学校の信頼回復のためにも頑張り
たい」と話している。
また学校側は「もう一度チャンスを与えたいと考えた。校長も代わったし、
これ以上、争うのもいかがなものかと和解を提示した」としている。
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
あいさつしなかったからクビって。
この記事だけを判断要素とせざるを得ないが、乱暴な話に相違ない。
市民活動への協力を断って、あいさつを一回欠かしてしまったら
それだけで組織を追われた訳だ。それも学校という組織で。
自宅待機半年後の、「校長の命令に従えるか」との問いに
「自信がない」と答えたのも当たり前だ(この記事を読む限りでは)。
『そんな奴等の命令に従えるか。』という感情はごく自然だ。
学校側が基本的にどんな姿勢なのかが端的に顕れているのが
最後のコメント。
「もう一度チャンスを与えたいと考えた。」
こういうコメントを出してしまう学校なのだ。
「自分たちももう一度チャンスを与えられたのだ」ということに
全く思い至らないのだ、彼らは。
主張も認められたようだから、もうこの組織から抜けた方が
いいのではないだろうか、先生。