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それとは無関係に・・・。
 





GITANESの吸い方に決まりがあるのだが。
それとは無関係に・・・。

洋服の売り手側としては、いろいろなセオリーを守ったり
伝えたりするのが仕事の(重要な)一部である。
雑誌や書籍、特に「大人の男が守るべき服装術」的な本には
そのような情報が満載されている。
例えば、
「靴とベルトは色はもちろんのこと、素材も合わせる。
 時計のベルト(と合わせること)も忘れないように。」
なんてフレーズはよく見かける。

まあ言いたいことはわかるが、何人の人がそのルールを守れるだけの
アイテムを揃えているだろうか。

ある時計をその日使いたいとして、それと合わせられる靴は1足しかなくて、
それらを使ってもいいスーツは1、2着しかなくて、ネクタイも同様で
ベルトも同様で・・・

となると、もうそのセットは不動の組み合わせになってしまい
結構な頻度で登板することになるだろう。

で、同じ本には
「スーツや靴の連続使用はNG。一度着用したら2,3日は休ませること」
と書いてあり、そのセオリーに反するともう数日後には
スーツも靴も劣化がひどくなり、見た目も当然ひどくなり、
そうなると仕事の進捗も人間関係もひどくなり・・・と、真っ逆さまに転落するぞと
脅されているような心境になる。

じゃあ、安い時計安いベルト、安い靴や安いスーツの、
とにかく数を揃えなければ ということになるのだが、
同じ本にはまた、
「安物買いの銭失い。そこそこの年齢になったのなら、そこそこイイものを
少数所持していれば大丈夫」と慰めてくれる。
この慰めがまったく慰めになっておらず、上に書いたようなことがループするのである。

中学生のころ、一緒に男性ファッション誌を読んでいたT君が、
「ナンボでもカネがあるような人向けかよ・・・。」と呟いていた。
私も同感だったし、今でも少なからずそう思っている。


じゃあどうするべきなのか。
私のオススメは
〇気にしない
〇宝くじを買う
である。
前者はタダで今すぐにでも実行できる。

そうもいかないだろうけど、まあそれほど気にしないことだ。

ここで一発!という機会に「いくつかのパーツの色と素材を合わせる」ことができれば
十分ではないか。
普段はそこそこ、色ぐらいは合っていればそれ以上気にすることはない。
どうせ黒か茶、その濃さの違いなんだから、大方向さえ合っていればいい。


いや、黒や茶だけでなく
ネイビーのベルトや赤い革靴、グリーン系の時計も持っているが
それらが苦労するのだ  という方へ。
貴方はそもそも着道楽でしょう。
着道楽が衣服にカネをかけないでどうするのだ。
さあ、うまくコーディネートできるまでもっといろいろ買いましょう。






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