the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 



GITANES嗜好中ならその待ち時間を我慢できなかっただろう。
それとは無関係に・・・。

休みの朝イチ、10時にドコモショップへ行った。
機種変更以外の用事でドコモショップへ行くのは初めてかも
知れない。
10時数分前からドコモショプの入り口にはもう数人
入店待ちの人がいた。10時にならないと入れないようだ。
待っている人は全員年輩、お年寄り。
私もそのうちの一人だと、外からはそう見えるだろう。
まあどう見られても仕方がない。

入店するとほとんどの人は「スマホ教室」目的だと
わかった。年輩者中心にスマホの使い方を教えてくれる教室を
このショップでは開いているようだ。
よかった、私は少なくともスマホ教室を頼りにしている老人
ではない。今のところ。

しかし、私の用事もスタッフからすると充分「使い方が
わからない年配者の相談」だと受け取られる可能性は高かった。
私の用事とは
「ドコモからキャンペーンのDMが届いてカードを作り替える
ことを促されたのでその通りやってみた。カードも届いたが
さて、アプリの設定はどうすればいいのか。やってはみたが
どうもうまくいかない」という用事。
『ほらもう、デバイス音痴の年寄りが、自分でやることを
放棄して持って来たぜ』と言えなくもない。

応対してくれた女性スタッフ。
最初は余裕で応対してくれていたし、微妙に本筋とは違う
設定をしてくれて(実際はそれも助かった)、これでどうですか?
とテキパキ進めてくれたのだが、疑問に感じたのはそこじゃ
なかったのだ。
「いや、あの、その設定の後にここを見たら、ここは
変わってないんですよね」
「あら・・・、ホントですね。ちょっと詳しく調べてみます」
スタッフOさんは高速タイピングで端末をたたく。
どこかとオンラインチャットしていた模様。
しばらくして、まったく解決していないことが明らかになった。
解決していないことが明らかになっただけでもかなりの進捗
である。
「で、ここまで自宅で進んだのですが、これより先へ進めると
こんな感じで『撥ねられ』るんです」
「え、ちょっとやってみましょうか・・・あ、撥ねられますね。
指示通り進めてるんですが・・・」
「ね?」
「はい」
Oさんはまた高速でキーボードを叩く。あの調子で叩いていると
ものの1か月ほどでキーボードは反対に反ってくるのではないか。
「申し訳ございません」
「はい?」
「これ以上は直接電話ください と指示があったので電話
しながら作業させていただいてよろしいでしょうか?」
「もちろん、そうしてください」
なんとなくホッとした。私の用件はどうやらややこしい案件
だったらしい。
スマホ教室の「メールの送受信の仕方」とか「写真の取り方」
「その保存の仕方」という類のレベルではなかったのだと
勝手に安心した。いや事態そのものはややこしい方向へ
向かっているのだが。

1時間30分後。
こうもややこしい案件に挑戦していると不思議な連帯感も
生まれる。朝飯抜きは辛いのだが、90分の奮闘は有意義だ
(自分は座ってるだけだけど)。

で、一応の解決をみた。
設定はできたようだ。
どうしてここまで時間がかかったのか、どうしてOさんが
即座に解決できなかったのかというと、少なくともそのショップ
では「かなりレア」な案件だったから、とのこと。
センターにスタッフが直接電話して、センターも頻繁に
保留状態になって、やっとなんとか話が通じたようだった。
最後の最後に
「ところで、この設定変更が完了したのは間違いないのですが
ここの****番号が変更前と変更後にどうして変化がないのかは
ドコモのセンターでもわからないとのことです。
お客様かたこっちの****社の方に問い合わせてください
と言われたのですが、ご説明に苦労されると思いますので
私が代わりに問い合わせして結果を電話で連絡させて
いただくという形でもよろしいでしょうか?」
と提案される。ありがたいことだ。
ぜひお願いしますと答える。

ということで、おそらく同じようなことが発生したら
また独力では到底解決できないのだということに
自分で気づかないふりをして、せめて「スマホ教室」
に通わなくても済むように精進していこうと
思う今日この頃である。






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