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それとは無関係に・・・。
 





GITANESをきちんと吸ったら指にやけどする。
それとは無関係に・・・。

子供の頃から「ちゃんと(きちんと)しなさい」と言われ続けた。
親や学校の先生からは特に何度も何度も言われた。
今でも相変わらず家人から言われることがある。


きちんとやる・きちんと生活する・きちんと生きる
という3つがほぼ同じことを指しているのだと気づいたのは最近だ。
そしてその上で
「じゃあ、きちんと生活する というのはどういう状態を指すのだろうか?」
と考えるようになった。ちょっと遅いけど。


手を洗うべき局面で手を洗う。
洗剤があれば洗剤を使う。
しっかり泡立てる。
手のひらも手の甲も指の間も洗う。
残らないよう泡は洗い落とす。
手に水滴が残らないようにすべてふき取る。

こういうことを、多分「ちゃんとする」ことなのだろう。

掃除もそうだろうし、食事もそうだ。
勉強や仕事は言うに及ばないが、「ちゃんと日常生活を営む」のは
習慣になっていなければ本当に難しい作業である。

手は洗うし洗剤も使うし、気になったときは手のウラオモテもしっかり
洗いもするが、水滴が残らなくなるまでタオルで拭いたかと問われたら
自信がない。

歯磨きもそうだ。

洗濯ものの畳み方も同じく。洋服屋ではあるが、自分の服となると
雑なもんだ。


自室(書斎)の掃除など1か月に1度やればいい方だし、ごみ箱のごみも
「生ごみがないんだからまあいいか」と、溜まっていてもついスルーしてしまう。
洗車も雑だ。

ちゃんとやっているほうかな?と思えるのはアイロンと靴磨きだけ。
他のことは、やらなくて済むものならやらない。
いや多分、やらずに済まないこともやっていない・適当に済ませているだけ
なのだろう。


しかしなあ、ちゃんとやってばかりいると、時間が足りなくないのかしら?
それはそれで充実感だけは得られるであろうことは想像できるのだが、
人生が短くなってしまわないのだろうか。

無駄に本を読んだりしようとしたら、財力はともかく時間は必ず必要だし、
掃除にも食事にも整理整頓にもあれにもこれにもきっちりと時間を割く人は
おそらく就寝時間も早いだろうし、その分起床も早いだろうけど
起きたらすぐに「きちんとするべきことがたくさんある」だろうし、
時間の無駄がないということはそれはそれで素晴らしい  と思える人にとっては
素晴らしいんだろうけど、そこにそれほど思い入れのない人間からすると
「爪をまあるく切らなくてもいいじゃん。それに時間をかけるより
もっとくだらないことをやりたいなあ」というのが本音である。
きちんとする人が羨ましくもあり、しかしながら無駄なことをやって時間を
無駄にして、なんだか夜中の時間は長いなあ なんて感じている方が
愉しいというタイプの人は多いはずだ。


そういう人、こんにちは。今年もよろしく。

たって、そういう人しかSGCなんて読まないからね。




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