GITANESをどうぞ・とすすめてくれた相手には未だ出会っていない。
それとは無関係に・・・。
「取引先等で出されたお茶は飲んではいけない」
というルールがまことしやかに広まっているらしく、びっくり仰天した。
なんで飲んだらあかんのか?
「どうぞ とすすめられるまで飲んではいけない」というのなら
それはまあその通りだろう。
もてなし側が手をつけてから・と言われるのならそれもその通りなのかも知れない。
でも、
「飲んではいけない」なんてことはないだろう。
それなら空の湯呑だけ出せばいい。液体なんて要らんだろう、勿体ない。
江戸時代も進んだ世では切腹の儀式も様々になって、
例えば短刀を乗せた三方に手を伸ばすと、それが合図になり介錯される
という方法もあったようだし、場合によっては三方に乗せたのが短刀ですらなかった(扇を乗せた『扇腹』)らしい。
それと一緒でいいではないか。
どうせ飲まれない茶なら、空のコップで十分だ。
私がお茶を出す方である場合、心がけているのは
〇お茶やコーヒーが運ばれた時点で「さあどうぞ」と相手にすすめ、自分も手を伸ばし
一口飲む。
〇それでも遠慮する人には「今飲んだら美味いですよ」と声をかける。
〇それでも遠慮する者は放置。
などである。
せっかくのお茶やコーヒーがもったいない。
そんなこともわからんような相手とは商売したくないのだ。
で、それより前に実は
「お茶を出すかどうか決める」というプロセスもある。
私がいるオフィスでは、来客全員にお茶を出すことはない。
お茶を出したいお客のときは、スタッフに
「お茶出してね」「コーヒーお願いします」と声をかける。
わざわざ
「茶、不要。」と宣言することもある。早く会談を切り上げたい相手のときだ。
「じゃあそういうことで、また。」
とせっかく話を結んだのに、そのタイミングでお茶が運ばれてくる
なんて悲劇を決して味わいたくないからである。
結論・
飲みたかったら飲む。
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