the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 

手数  



GITANESは自動販売機では買えなかった。
タバコ屋さんはさぞ煩わしかっただろう。
それとは無関係に・・・。


手数。
てかずではない。てすう。

手数料という言葉を聞くと、即座に人的パワーを連想する。

その作業、その取引、その工作に関しては
誰かしら、人間の手がかかわっているのだから
それに対する費用は当然発生するだろう

という考え方に導かれるのが「手数料」。


ちょっとした工事などを発注するときには、これが
「手間料」という名前に変わる。
工事費のことだ。

材料費5000円
手間賃50000円

というような見積もりもよく見かける。

自分でやりなさい

という無言のアピールなのかも知れない。



で、手数料だ。

私の場合、最も頻繁に接するのが銀行ATMの手数料である。

ずっと違和感があるのだ、機械の手数料。


銀行側・利用者側双方の「手数(手間)」を簡略化して
もっと便利になるように、もっと迅速に利用できるようにと、
色々な「手数」を取り払うことが機械化であるのに、
「手数料」。

もう変えませんか、手数料。

誰もいないシステムに支払う「手数料」。

同じ金額でも「休日利用料」とか「無料時間外利用費」
という名目ならば、別に現在の「手数料」とまったく同じ金額でも
かまわないのだ。
「手数料」という名前が気に入らない。



先日も紙幣を10枚ほど、ATMの紙幣投入口に入れた。
もちろん、てんでバラバラな向きの紙幣を乱暴に放り込んだ
のではなく、それなりに揃えたつもりの紙幣である。


一旦フタが閉じられたが、すぐにまたフタが開き
ディスプレイには
「紙幣を揃えてもう一度入れ直してください」


粗方揃えられている紙幣をきちんと整理するぐらいは
できる機械だろうに、「利用者本人がやりなさい」
ときっぱり言い切って、自分の手数を減らそうとするATM。

これで手数料を払うのがこちらで、もらうのがあちらなのである。


機械利用料でもいい。名称を買えるべきだ。





あと、「からあげくん」はやっぱり「くん」が不要だ。



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