風のうわさ

気ままな私の独り言

烏山山あげ祭

2017年07月23日 | 旅行

先日友達とお茶している時

急に山あげ祭に出かけることに話が決まり

もう一人を誘って仲間3人で出かけてきた。

 

 

いつもの石川屋でお昼を食べる。

八溝蕎麦と海老天 おいしい~。(900円) 安~~い。

 

 

 

 

3時からの演目に合わせて

それまでの時間はシャトルバスで竜門の滝、洞窟酒造を廻ることにした。

しかしバスは土、日のみ。

しかたない。 それでは車でまわろう。

 

道の途中の八百屋でスイカを売っていた。

いくら位だろう?と中に入ったら

私たちよりちょっと年配のおばさんがお赤飯を食べて行けという。

今、 石川屋で天丼を食べたばかりといったのだが

「なかなかこのお赤飯は食べられないよ」と勧められ

お赤飯ときゅうりの漬物をごちそうになってしまった。

 

お腹いっぱいだったはずなのにお赤飯のおいしいこと!

このお祭りに合わせてこの八百屋の向かいの旧家で炊いたものらしい。

 

 テレビの「小さな旅」ではないけれど

地元の人のご厚意に触れた気がした。

ご馳走様でした。

 

 

 

さて酒造洞窟は涼しくむしろ寒いくらいだ。 

たぶん10何度か。 中がけぶっている。

外はものすごい暑さだ。 もうここから離れたくないよ~。

入り口付近にはヤマユリが咲き

何とも楽しくしてくれる。

 

 

 

 

 

そして竜門の滝は水量ゆたかに流れていた。

やっぱり滝の近くは涼しい。

 

 

 

 

さてさて3時に合わせて目的地に戻ると今舞台を組み立て中。

そう、 山あげ祭は道路に舞台を組み立て、奉納歌舞伎を演じ、

その後舞台を解体、 

また違う場所に舞台を作り、奉納、 解体をくり返す。

 

 

 

 

 

1日に5回くらい舞台を作り、これを3日間繰り返す。

多くの裏方によって成り立つこの山あげ祭。

 

男たちはこの3日間は仕事を休み、これにかかりきりになる。

 

 

 

この小さな町 人口2万人にも満たないのどかな町で

もう450年も延々と引き継がれてきたこの行事

(昔疫病を鎮める為、神社に歌舞伎を奉納したとか)

 

 

毎年見に来ているがこの小さな町に秘められた大きな力

感嘆せざるをえない。 

すごいなぁ~~。

 

(烏山は今でこそトンネルができて宇都宮から1時間くらいで行けるが

20年くらい前までは小さな山を2つ越えていく山あいの小さな町だった。)

 

 

 

次回は演目「戻り橋」をUPしたい。

 

 

 

 

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