いやあ、まいった。
かなり頭が高速回転。から
回りだけど。
会計学を真摯に見つめ、特に
わが国の会計学が、会計技術や、制度論のみ
でしめられていたことに対するアンチテーゼ。
単なるアンチテーゼでなく、フーコーディアンと呼ばれる
(本人達は嫌がってるが)会計学者の主張を踏まえて、
独自の視角を持ち、環境会計の分野をリードしている。
社会学の構造的アプローチが、環境会計とよく合う。
ビールと広島風お好み焼きみたいに。
アカウンタビリティの拡張論に対する批判も刺激的。
エイジェンシー理論に、パワーバランスの視点を加えて、
会計監査の実務的な意味などの整理。
著者自身が言われているように、会計学周辺をさまよい、
『社会科学としての会計学』をえぐりだそうとしている。
素晴らしい。まるで、踏み固めてないパウダースノーを
すべるボウダーのように。(俺って詩人?)
社会学的アプローチだと制度提案が出来ないと、自分への
批判的目線も印象的。でも、違った視角から物事をながめると、
『自由』を手に入れられるような気がする。でも、楽しいだろうなあ。
ぼくもマネしてみようかなあ。雪にうもれそうだが。
軽快なステップでかなり先に進んでるが。
直滑降で追いつけるか?いや、のんびり
違う道をさがそう。
ボーゲンでエンジョイスキーヤー
になろう。ロッジでのビールを
楽しみに。帰りのラーメンが
うまかったり。