しめ縄作り 稲作学習の総仕上げ

2018年12月21日 | 学校生活

 

 12月21日(金)5年生がしめ縄作りをしました。講師は,昨年もお出でいただいた榎本先生です。先週のうちに5年生が脱穀したワラを預かり,しめ縄を作りやすいようにきれいに揃えたり分量を小分けにしたりして事前の準備をしてくれてありました。今回はお正月用だけでなく,クリスマスリースとすることもできます。

 ワラは,自分たちで田植えし脱穀したものを使います。日本の稲作文化は,もみ殻もワラも灰も捨てるところはありません。作業は縄作りから始まります。稲の束を二つに分け,片方を足で踏みつけてずれないようにしておきながら,右回りにワラをよっていきます。(ねじる)これがかなり力のいる仕事でしたのでお互いに協力し合いました。40分くらいで何とか基本の形が出来上があがりました。

 榎本先生は,ここから子どもたちの自主性とアイデアに任せます。クリスマスっぽいデコレーションをしたい子,お正月飾りにしたい子,その中間のアイデアの子まで様々です。パーツはたくさんあります。(松ボックリ・なんてん・ひいらぎ・ヒノキ・松・ハーブ)ハーブの香りをつける子もいて,思い思いの作品が仕上がりました。

 社会科で学習した日本の稲作から,総合的な学習で実際に稲作を体験し,脱穀し,精米し,家庭科の調理実習でごはんを炊き,最後にワラを活用したしめ縄作りまで十分に活用しました。これで稲作学習のまとめとなりました。家庭でも,稲作やワラにかかわる文化などについて,是非話題にしてあげてください。

◆地区児童会が行われました。登校班では常に安全に登校できるように取り組んできました。その2学期のまとめと反省がされました。集合時間を守る。しっかり並んで歩く。班長さんのいう事を聞く。挨拶をしっかりする。など反省カードを見ながら確認がされました。冬休み中には,年末年始などの家や地区の行事などありましたら,積極的にお手伝いしたり参加したりしてみましょう。