ボーっと生きてんじゃねえよ!

2018年08月27日 | 家庭・地域との連携

 

8月27日(月)このセリフご存知ですよね。5才のチコちゃんが問いかける素朴な疑問に答えられますか?知らないでいると、チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねえよ!」と叱られるNHKの番組です。どうして,こんな書き出しにしたのかと言いますと・・・

 明日から始まる夏休み作品展(28日~31日)の自由研究を見ていたのですが,子どもたちの素朴な疑問の持ち方(動機)がチコちゃんと同じように素晴らしいのです。その疑問をほっとかずに実験方法を考え,考察までまとめるという素晴らしい流れです。そこには,実験を分かりやすくするイラストや写真・実験データーやグラフを取り入れながら解決に導いた素晴らしい自由研究がずらーーーりと並んでいました。お時間のある方は,是非研究の中身まで読んでいただきたいと思います。きっと,チコちゃんからガツンと叱られるような「素直な疑問の自由研究」ばかりです。(以下,自由研究の動機より)

 

〇しょう油から塩を取り出せるのか。薄口しょうゆは薄いのか?〇マイナス150℃(液体窒素)でいろんな物を凍らせるとどうなるのか?〇果汁100%ジュースは,もっと濃くすることができるのか?〇ホウセンカ以外の光合成はどうか。酸素の量はちがうのか?〇イモ類に含まれるデンプンの量は同じなのか?〇果物はゼリーをとかしてしまうのか?

〇音は見えないが,振動の形を見たい〇つかめる水を作る〇ステンレスは本当にさびないのか?〇食品の着色料って?〇卵のいたみ方〇変わる色変わらない色〇災害時に汚れた水を浄化できるのか?〇携帯電話の指紋認証って,みんなの指紋はちがうの?

 

〇めんはどのくらい水分を含むのか?〇めんの伸び方?〇犬のしぐさ〇星の秘密をさぐる〇水研究ノート〇世界のネコについて〇恐竜について〇エレベーター工場〇変化する水〇日本の異常気象〇光る液体

科学離れが進んでいると言われる中で,鳥沢小の子どもたちは「素朴な疑問」に立ち向かい見事に解決しています。もちろん家庭の協力も大きな力になったことと思います。正しく,夏休みでなければできない貴重な学習体験ができました。