利根輪太郎の競輪人間学 ワッキーが2着に

2023年02月02日 09時36分08秒 | 新聞を読もう

GⅢ 奈良競輪  開設72周年記念 春日賞争覇戦

12レース

並び予想 7-5 1-9-4 2-8 6-3

レース評

無双状態の脇本にマークも信頼の古性。今一番熱い近畿連係を、新田、平原がどう切り崩すか。

好調松井を利す和田も圏内。

<中2日で治療をメインにやってきたけどまだ腰に痛みが残っている>―脇本選手のインタビューを軽視する。

1-9=3568の3連単で勝負。

インタビューをまともに受け止めて、裏の9-1も押させるべきだったーと悔いる。

1番人気 1-9(1・8倍)

結果

9-1 670円(2番人気)

9-1-6 1万3,950円(28番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 9 古性 優作   9.6   脇本を差す
2 1 脇本 雄太 1/2車身 9.8 B 鐘前カマシ
  3 6 松井 宏佑 2車身 9.7     叩れ好位嵌
4 3 和田 健太郎 3/4車身 9.7     松井追捌き
× 5 7 新田 祐大 3/4車身 9.5     飛び付けず
6 5 佐藤 慎太郎 3/4車身 9.5     新田共倒れ
7 2 平原 康多 1車身 9.5     後方置かれ
  8 8 諸橋 愛 1/4車輪 9.4     平原共倒れ
  9 4 山田 久徳 大差 10.8     本線も離れ

初日2着も急性腰痛症の診断

脇本は2月2日の初日の特選に1番車で出走。

残り2周過ぎにかまして先手を奪うと別線を圧倒。

ただ、ゴール前で番手の古性優作(31)=大阪・100期=にかわされて2着に終わった。

昨年11月25日のG1「競輪祭」(小倉)の二次予選で5着に敗れて以降、小倉、KEIRINグランプリと1着を並べ、年明けの和歌山、豊橋のG3をいずれも4連勝の完全優勝で連勝を11まで伸ばしていたが、2023年初黒星で連勝はストップした。

戦い終わって

戦い終わって写真

 赤板前から新田祐大と松井宏佑が踏み合い、松井が出切るが、脇本雄太もすかさずに踏み込み、スピードの違いで古性優作を従えて鐘3半では叩き切る。

山田久徳は離れ、松井が3番手に嵌る。脇本のペースは緩まず、4角を回って古性とのマッチレース。ゴール前では古性が捉えて1着入線。
 しっかりと差し切った古性は「このバンクは立ち遅れると厳しいけど、脇本さんがここしかないってタイミングで仕掛けてくれた。本当に強かった。二人で出切ったのは確認できた。脇本さんが腰の痛い中、行ってくれた。自分は豊橋の反省を活かして攻められた。脚は悪くないし、修正点もないですね」。
 3着の松井は「斬った後は突っ張り切るつもりで踏んでいたけど出られてしまった。3番手に入る事が出来たけど、一杯でした。その後は追い掛けるのに必死。バンクは重かったし、先行のメリットを活かせなかった。疲れがあって、腰に痛みもあるが、ケアをして二予以降に備えます」。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「推し活」とは? 年間・月... | トップ | 利根輪太郎の競輪人間学 ラ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

新聞を読もう」カテゴリの最新記事