知恩・報恩の一念

2023年02月08日 11時32分12秒 | 新聞を読もう

▼恩を感じる生き方は、自分と他者とのつながりを、より深く捉える生き方ともいえる。

そこから謙虚さも

思いやりも生まれる。

▼恩を知り、恩に報いようとする人の心は、距離も時間を超えて広がっていく。

▼知恩・報恩の一念に立つ時、人間は最も気高く、最も強くなれる。

「知恩」とは、文字どおり、恩を知ること、つまり、自分が多くの人に
支えられていること、助けられていることに気づくことをいいます。

「報恩」とは、その恩に報いること、すなわち「恩返し」を意味します。

昨年、4月に亡くなった友人には大変、お世話になった。

家人が昨日、友人の霊前に美味しいイチゴを送ってくれた。

家人が当方の友人には、毎年1月に霞ケ浦のイチゴを送っている。

初めに送った時、友人が「こんなに美味しいイチゴは初めて、お金を出すからもうひと箱送ってください」と要請されたのだ。あれから8年が経過した。

「主人が亡くなる前に、会いたがってました」と友人の奥さんが昨日、電話で当方に告げるのだ。

知らせてくれたら・・・と悔やまれるばかりだ。

65歳、若すぎる死であった。

思えば多くの友人たちが若死にしている。

一人酒を飲みながら、52歳で亡くなった親友の奈良久を思い浮べる。

 

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