委員長？、田中君と呼んでもいいんじゃね？

と、タイトルだけじゃナンのことかわからないだろうけど、今日見た毎日の記事に出てた原子力規制委員長のはなし。
川内原発にゴーサインを出したけど、事故が起こったときの責任のなすりつけ合いしているところ。

原子力規制委員長:「御嶽山と一緒に議論は非科学的」

噴火のリスクは近所に桜島もあるし霧島もあるから前前から言われ続けたところ、で、今回の御嶽山の噴火をだれも未然に予測できてなかったのを受けてのコメント。
タイトルにもあるように「非科学的」：とされたのは、今回の噴火が小規模でいきなりきたからわからなかった、しかし、川内で想定してるのは巨大噴火だから、予兆はわかるはず。と言いたげなのだけど、
いつから火山学者になったのか？てか、巨大噴火の予兆って、一万年前くらいのスパンなんだしそれってわかることなの？
　検討会で火山学者から「現在の火山学では巨大噴火の予測は困難」「巨大噴火の兆候とする判断基準がない」
そもそも、巨大噴火に耐えられるって言ってはいないよね。
まったく科学的な話じゃないし（笑）

しかも、最後に
田中委員長は「巨大噴火はここ３０年、４０年の間に起こるものではない。天災がいつ起きるか分からないので社会的活動をやめてください、という考え方では仕事はできない」と述べた。

だ・か・ら、まったく非科学的なことをいうんじゃない（笑）

あのう、天災がいつ起きるかわからないから、安全を見直しましょう、という話だったはずだし、だれも社会活動をやめましょうとは言ってはいない。
具体的に例えると、「このテーブルがグラグラしそうだから、この上に濃硫酸を置くことを考えなおすか、対策を練りましょう」ということで（環境省の外局だから税金）給料をもらってるのではないですか？
「この上に硫酸を置くからテーブルはぐらつかないはずだ」と考えてるのか、「テーブルが壊れて硫酸がまき散らされても、それは原子力とは関係ない話じゃん」と思っているのか・・・
そもそもテーブルが壊れそうとは認めない方向なのか？

この場合、きちんとした返答は
「御嶽山の事例を元に、もう一度火山検討会の意見を聞いて検討しなおす必要があるかもしれません」
くらい言っておけば誰もそれ以上は突っ込まないってｗ

あからさまに、「再起動ありき」の結論で、後付の理屈を貼り付けたようにしか聞こえない。



もう、田中君でいいや