さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

ロシア・ウクライナ戦争 もしトランプ大統領だったらもっと悲惨?

2022-06-10 | 社会・経済



「トランプ氏が大統領だったら、ウクライナ侵攻はより悲惨なものになっていた」と言えるワケ

こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

よくもまあ、こんなにもバイデンさんヨイショ記事が書けるものだ、というくらい幼稚な駄文を大学の教授が書いていますのでご紹介します

明治大学の教授だそうですが、こんな教授の授業受けたらバカになりますよ?

まず、記事では、通常戦時には大統領の支持率が上がるものだが、バイデンさんの支持率が上がらないのは

『トランプ氏支持者の27%が「新型コロナウイルスのワクチンは自閉症を引き起こす」という陰謀論を信じている。トランプ政権下で多くの陰謀論が蔓延ったことで、それを当然のものとして信じてしまう層が醸成された』

そのため

『戦時下の大統領であろうが絶対にバイデン氏を支持しない、という姿勢を崩さない人が一定数存在するため』

バイデンさんの支持率があがらないのだそうです

つまりアメリカ国民が陰謀論を信じるバカだからバイデンさんの政策を理解できないのだと。。

そもそも『トランプ氏支持者の27%』が陰謀論者であっても、元々バイデンさんを支持していないんですから、今バイデンさんの支持率が上がらない事となんの関係があるのかさっぱりわかりません

また、バイデンさんとプーチンさんの『力』に対する考え方の相違について、プーチンさんが考えている『力』とは

『「軍事力」「強制力」「権力」であり、相手をねじ伏せることを目的としたもの』

であり、逆にバイデンさんの考えている『力』とは

『「正義感」すなわち「道徳観」と「倫理観」こそが力である』

だそうです

もう気持ちが悪くなるくらいのヨイショ記事です

『「正義感」「道徳観」と「倫理観」こそが力である』

と考える大統領が、就任早々シリアを空爆してるのはなぜなんだ?

バイデンさんが『「正義感」すなわち「道徳観」と「倫理観」こそが力である』と考える人だという証拠は、

『妻と娘を交通事故で亡くし、脳腫瘍で長男を亡くしたことで、人の死を深く理解していることは想像に難くない』


からだそうです

つまりバイデンさんは情に厚く、人の痛みが分かると。。

情に厚いバイデンさんが、『米軍は派遣しない』と宣言したことが、ロシアの軍事侵攻をより確実にさせた、という一部の批判についての説明は、まず、バイデンさんとトランプさんの『決定的な違い』をあげています

『(バイデン氏はスピーチで)「父親・母親」について非常によく語るところである。トランプ氏が親について語ることは滅多にない。』

また

『「父から学んだこと」として「意図しない戦争ほど最悪のものはない」という言葉を紹介したことがある』

というバイデンさんの言葉を引用し、家族思いで人情家のバイデンさんは、戦争などあってはならないものと考ているので『ウクライナには兵士を送らない』と宣言したんだそうです

さらに、多くの退役軍人が様々な戦争による後遺症に苦しんでいる事をあげ、有毒ガスの後遺症などとの因果関係について

『因果関係がわからなくても保険・給付を拡大すべきだ』

とのバイデンさんの言葉を引用し、退役軍人を大切に想う優しいバイデンさんだから『派兵しない』と宣言したのだ、とも言っています

小平次からすれば、もしそういう優しさから派兵しないつもりであったとしても口に出しちゃまずいだろ、って思いますけどね

上手く駆け引きしながらロシアに警戒をさせるって気は全く無かったわけです

で、肝心の『トランプ氏が大統領だったら、ウクライナ侵攻はより悲惨なものになっていた』


とは具体的にどんなことなんでしょう

まずは、

『大統領がジョージ・W・ブッシュのときロシアはジョージアに侵攻した。オバマのときはクリミアに侵攻した。今、バイデンになってウクライナに侵攻した。しかし、自分(トランプ氏)のときはなにもやっていない』


と、トランプさんの言葉を引用し

『トランプ氏が大統領を続投していたらロシアは行動を起こさなかったと果たして言えるだろうか』

トランプさんは、NATOなど不要、と言っていましたので、『NATOを離脱した可能性は高い』とこの教授は言っています

そして

『プーチンが望むようにアメリカがNATOから離脱すれば、ウクライナ侵攻を後押しするかたちになったはずだ』

と述べていますが、小平次には逆に思えます

元々、バイデンさんがオバマの副大統領だったころ、熱心にウクライナに対しNATO加盟を薦めてきた、で、そのころのウクライナ国民の半数以上はそれに反対していた

軍事侵攻が悪であることに間違いはありませんが、NATOの東方拡大がロシアにとって脅威であったことも間違いはありません

プーチンロシアにとって、ウクライナのNATO加盟は前回のロシア・ウクライナ関係記事でも書いた通り、まさに『国家存亡の危機』くらいの感覚なのだろうと思います

なので、トランプさんがNATO離脱をちらつかせていたことは、プーチンさんにとっては喫緊の脅威が無いことを意味し、むしろ強硬策に出る必要もなかった、ってことなんじゃないですかね

小平次はずっと思っていましたが、トランプさんが大統領のままだったら、今回の規模の軍事侵攻は無かったんじゃないかと

または、フランスでルペンさんが当選し、公約通りNATOを離脱していたら、プーチンさんはフランスを仲介に停戦交渉にも応じたんじゃないかとも。。

で、最後まで読んでみましたが

『トランプ氏が大統領だったらロシアの軍事侵攻を後押しするかたちになったはずだ』

とは言っていますが、肝心の

『トランプ氏が大統領だったら、ウクライナ侵攻はより悲惨なものになっていた』

という『より悲惨』ということについては何の具体的な話もなく、これじゃ『タイトル詐欺』ですよ

で、この教授、最後にトランプさんの貶めを忘れません

『プーチン氏について、トランプ氏は非常に興味を抱いている。習近平や金正恩に対しても同様で、その理由は自身も独裁者になりたいと考えるためだ』

見方が違うとこんなにも風景が違って見えるものなんですね

小平次にはよほどバイデンさんの方が独裁者に見えるんですが、あ、あとマクロンも

念のため最後に申し上げますと

『戦争、侵略は絶対悪』➡子供でも知っている

『先に手を出した方が悪い』➡子供でも知っている

だからと言って、それが起きた原因も考えず、ただ武器を送り続けるのであれば、武器屋が儲かり犠牲者が増え続けるのは間違いありません

それでもロシアの弱体化は日本の国益には叶うとは思います

日本の政治家が優秀であれば、ですが。。

それにしても幼稚で酷い駄文だと思うのですが、どうですかね

だって、結局、バイデンさんは家族思いのいい人で、トランプさんとプーチンさんは悪い人だって言ってるだけですからね

それとも、我々一般市民はバカだからこんな駄文でも書いてれば金儲けができると思っているんですかね





御免!






コメント (9)
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