こんにちは
小野派一刀流免許皆伝小平次です
釣り記事3連発のラスト3回目、東京湾のキス、アナゴのリレー船に乗って来たのでレポートします
このキスとアナゴのリレー船、日中13時にゆっくりと出航、17時ころまでキス釣りをしてそこから夜のアナゴ釣りに切り替わる、この季節限定の東京湾の風物詩的な釣りであります
小平次は数年前まで毎年必ず行っていたのですが、とんとご無沙汰しておりまして、去年行こうと思いましたらなにやらアナゴが絶不調で出船していないとかで断念、今年ようやく繰り出すことができました
アナゴは梅雨の雨を吸って一段と美味くなる、と言われ、まさに旬、とは言えこの日は大雨、なかなかに辛い釣りになってしまいました
いつもは川崎の船宿さんを利用していたのですが、東京に引っ越したため、今回は浦安の老舗船宿さんにお世話になりました
東京ディズニーランドを沖から眺める
浦安から航程約30分、木更津沖、だと思いますが到着
レインコートを着てはいますが、雨がきつい…
早速キス釣りの開始です
一週前に東伊豆釣行でもキス釣りをしまして、その時はどちらかと言えば活餌としての確保が目的でしたが、今回は本命の魚、できるだけ型ものが釣りたいところです
二本、竿を出しましたがコンスタントにアタリはあります
乗らないこともありますが、ぽつぽつ飽きない程度に釣れてきます
(雨が強く、防水機能に不安のあるスマホのため画像なし)
周りを見てますと、キスに関しては小平次が竿頭ではないか、というくらいに数、型共にまあまあの釣れ具合です
キスと言う魚は、まあとにかく美味しい魚ですが、小気味よいアタリ、大きさの割には強い引き、その上手軽に釣れる、まさに言うことなしの魚ですね
ほどほどに釣れ、夕方、船頭さんからアナゴを始めましょう、とのアナウンス、ポイントの移動です
移動の間に仕掛けをアナゴ釣り用に付け替えます
一般的には釣鐘オモリに短いハリスの専用針、このアナゴ針も工夫されたものが出回り集魚効果を狙って派手なビーズがついているものなどもあります
水中で光るケミホタルも必須ですね
上州屋HPよりケミホタル
小平次はこんな欲張り仕掛けで挑みます
上州屋HPよりアナゴ天秤
昔は江戸前のアナゴ釣りと言えば、両手に短竿を持ち、リズミカルに底を交互に小突きながら誘う、というのが一般的でしたが、十数年前、川崎の船宿さんの船頭さんは『仕掛けは動かさないで』って言うんです
軽く投げて仕掛けが着底してら、糸はたるませて放置、時折訊いてアタリをとる、確かにそれでよく釣れたんですが、今回の船宿さんの常連さんたちは昔ながらに小突いています
船頭さんも釣りに加わり小突いています
小平次もそれに倣い小突きます
ヒラメやカレイ、など、どちらかと言えば『待ち』の釣りでも、時折竿を大きく煽って誘いをかけた方が良く釣れた経験もあります、やはり誘いは大事
小平次の両サイドの人たちがぽつぽつアナゴを釣り上げますが、小平次はノーヒット、ちょっと気持ちが焦ります
しばらくしてようやく長い魚特有の強い魚信、アナゴの固い口を想定して強く合わせますと、乗りました!
ウナギもそうですが、長い魚は思いのほか引きも強く楽しめます
久々、アナゴ君とご対面できました!(^^)!
このあと一本追加、で小平次は終了
両サイドの人たちは4、5本釣っていたので残念な結果です
川崎からの出航ですと、羽田空港や京浜工業地帯の工場の夜景がとても美しく、沖からそれを眺めるだけでも価値がありますが、今回はそんな異形も見られません
千葉側の寂しい夜景だけです…、その上強い雨…
それでもそこそこ楽しめました、海と魚と船宿さんに感謝!
キスの糸造り
キスの塩焼
キスとアナゴの天ぷら
美味しく頂きました
御免!