tontonjyoのブログ

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新たな安全保証体制・・・国連

2011-01-05 01:38:30 | 日記



つまり、必要なのは正義ではなく公正なのさ。んで、今の国連には公正さが欠けていると思いませんか。常任理事国に権利が大きく偏っているでしょう。

だから改革が必要だと言うことになる訳だけど、その改革とは国連を機能させることだよね。つまり、国際法に公正を前提とした強制力を付加することだよ。んで、これに反対するのが大方、米中露。

ほら、カンパラ再検討会合で【侵略犯罪の定義】が決議され「日本もアメリカも侵略国だー!!、ワッショイ、ワッショイ!!」って所謂、左翼と自称する人達が浮かれていたけど、その実は運用に関してICCの問題点が浮き彫りになっただけな訳でさ。

んで、その「ワッショイ、ワッショイ!!」って浮かれていた自称左翼の人達が、単なる批判意外に何か具体多的な方策を示したかと言うと、そうではなくて、日本では、中道左翼と思われる人達の一部が問題意識を持っているに過ぎない訳さ。

国連における問題を解決する策なんて古くから言われているけど、そうね。一番手っ取り早いのは公正を国連憲章に求め意義に合致する別組織を構築することでしょうね。で、それって公正とは言えない不当行動を如何なる国に対してでも明確に否定できる組織ではければならない訳でしょう。つまり常任理事国、まぁ、特に米中露の利益に反する可能性が出てくる訳さ。

んで、法律は先にあるのだから必要なのは強制力。国連の強制力って今まで、加盟国の武力に頼ってきたでしょう。それを代替するものでなければならない。そうね。総会決議権限か、緊急時の発令は事務総長権限に帰属する組織であるべきってことになるでしょうから、最初から安保理の承認とは別に有志連合的な要素の元に自発的に行動する組織体が必要なのでしょう。

できるか否かと言う話になるとできるでしょうね。常任理事国の権限の偏りを快く思ってはいない国って多いでしょうから、後は、それを纏める国があれば良い訳で、時間はかかっても不可能だとは言えないはず。

戦争の違法化と、その違法化を担保する強制力が国連に備われば、その牽制により覇権主義などと言う方策を選択する国は減ると思いませんか。だって、そうでしょう。「先制攻撃なんてできない。」と言う状態が確実化すれば確実化するほど、武力的強制力の意味合いは薄れて行くのだからね。抑止力を越える武力的強制力は否定され威嚇とかできなくなる訳さ。

更に言えば『常設国際司法裁判所』『常設国際刑事裁判所』『常設国際仲裁裁判所』にテロリストなんて言われる人達も含めて誰でも訴えられる環境を作り、更に強制管轄権を付加して「紛争の非暴力的解決。」を常態化させることが出きれば、武力紛争は劇的に減りますよ。

より公正な武力的強制力って、つまり警察力でしょう。それと裁判機関の充実って、覇権を望まない日本にとって国益になりますよね。そのために何が必要かを考えるべきはどちらかと言うと寛容派なんじゃないですか。