よく噛みましょう

昨日の休日は、家族で釣りに出かけました。
旦那さんと娘達が海から魚を釣りあげ、
その魚を、わたしがさばいて食卓にのせる...

生命をいただいて生きている、そのすべての流れを
自分たちの手で行った日。
食って、なんてシンプルなんでしょう。
そのシンプルさを、この頃はすっかり忘れていたな～って。

グルメや特選食材。それもいいですよね、うん確かに。
でも、生命のやりとりという、根っこのところで食を味わうと、
ありがたさという味も加わってなおよしです。

ところで。
農薬や添加物など、経口毒の危険性が問われる現代、
野菜は重曹水に浸したり、しばらく流水にさらすなど
様々な工夫をしている人も多いと聞きます。

そこでもう一つ、経口毒を回避するための提案です。
よく噛みましょう。たったそれだけです。
よく噛むことの意義は、人間が知識として知っている以上に奥深い。
その一つが、口に入ったものの毒性を消すという、まさに消毒作用です。

よく噛みましょう。
そうすれば、あとは唾液が毒性を消してくれます。
唾液には、その能力が十分あるんです。どんな重曹より流水より。

身体に備わっている様々な防御機能のことを、
あなたは知らなくても、身体は十分使いこなしてくれています。