創発企業経営

起業13年目の会社の経営、事業報告

Peloton

2018年02月17日 | 旅行

1月の米国出張の際、ホテルのフィットネスセンターにモニター付きのエクササイズバイクが置いてありました。

これが「Peloton(ペロトン)」というバイクで、インターネットにつないでモニタを見ながらエクササイズするという仕組みです。

調べてみると Peloton社は 2012年の設立で、自宅用エクササイズバイクの販売と会員向けにレッスンの動画配信を行っています。会員になると様々なクラスのレッスン動画を見ながらエクササイズができるようになります。 この会社はニューヨークにスタジオがあり、インストラクターのスタジオでのレッスンを自宅などにいる会員にオンライン配信しています。

泊まったホテルは全米にホテルチェーンがある会社ですからかなりのスケールで事業拡大しているようです。

バイクは$1995で、普通にペダルを踏むモードの他に、いわゆる立ちこぎができるようになっています。 これをやると有酸素運動の負荷が高くなります。

https://www.onepeloton.com/shop/bike

格好いいインストラクター同じバイクに乗って、音楽をかけながらレッスンして一体感を盛り上げ、運動を継続していくように支援していくというビジネスモデルです。

ビジネスモデルをシュンペータのイノベーションまたは新結合の枠組みで捉えると、

モダンなスタジオのエアロバイクレッスンがインターネットと結びつくことで(新しい生産方式=サービス)

インストラクタは一か所のスタジオにいれば全米にレッスンが配信され(新しい組織)

プログラムが全米のホテルや自宅に届けられる(新しい販売先の開拓)といった解釈ができます。

健康ビジネスの事例として非常に興味深いと思いました。


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