創発企業経営

15年目の会社の経営、事業報告

英国支社と株式会社を設立したときの話

2012年06月28日 | 経営

私の会社は2010年の夏、日本の株式会社として創業したのですが、以前、日本で英国法人の支社を設立したことがあります。 ですから、私は会社を2回設立したことになります。

英国法人の設立の届け出は、英国大使館に出向いて、窓口で聖書の上に手を置いて英語で宣誓します。 当時この法人本社の英国人にそのようにしたと伝えたら「冗談だろ」と笑われました。 設立した後も、住所変更のためにこの儀式をやりました。 非常にヘンなものです。

大使館の警戒は厳しいので、駅の切符売り場みたいなガラス越しに、聖書や書類をやり取りします。 ガラスの下の受け取り口から書類を受け取るとすぐさま、受け取り口の閉められて、マイクとスピーカー越しに話をします。 ガラス越しに電車の切符を買うより厳密に遮断されています。

日本の場合、会社定款を作って、公証人の認証を受ける日が会社設立の日になります。   定款の受け取りに公証人役場に行き、役場で椅子に座って待っているとじき書類をもらえるのですが、味気ないものです。  記念すべき会社設立などど思っているとがっかりするかもしれません。 

日本でも、誓いの言葉を言うと、役場の人がお祓いしてくれるとか、法被かなんか着て「会社設立おめでとう」とか言って、爆竹でも鳴らしたら会社経営に気分一新がんばれそうと思うのですが。  不真面目でしょうか。 

コメント
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