昨日20日16時前後、地下鉄千代田線の先頭車両(の中の真ん中~後方あたり)に乗り移動していたところ、大手町-新御茶ノ水間で北千住方向に向かって走行中、突然爆発のような音がし、進行方向右手の窓から光がはっきり見えました。
「何だ?」と思う間もなく、車内の電気が消えて真っ暗に。煙も車内に漂い始め、乗客は前のほうから口にハンカチを当てて後方に非難してきました。「何!?」「怖いよー」との悲鳴もあがり、ちょっとしたパニックに近い状態に。
地下で真っ暗になり、刺激臭でこそありませんでしたが、異臭を持つ気体が漂うのは尋常ではありません。正直、生命の危険を感じました。ほかの乗客とともに、私も窓をあけたりしました。
いったん停車、動き出す中で電気と空調は回復していました(発車と電気の回復とどちらが先かは記憶が定かでありません)。
新御茶ノ水駅に到着するまで長く感じたこと!
その直後の対応は違和感を感じざるを得ませんでした。もちろん、すべての対応を私が見聞きしたり、認識できたわけではありませんが。
車両全体をくまなく調べるかと思ったら、おそらく数分で「停電事故がありましたが、発車します」とのアナウンスが。口頭でも「車両に異常はない」「運転再開の指示だ」との趣旨のことを言っていました。
そんなにあっさり運転再開していいのか?ついさっきまで、われわれ乗客が味わった恐怖は!?あの煙は?その場で納得できるものではありませんでした。
実際、天井の空調のふたの周囲には、にはこのような小爆発か何かの後のような、黒いものが漏れでていました。
床にも、すすのようなものが落ちていました。下の写真、人の足元にある黒いものです(どちらも撮影は私)。
これらは、車内を確認したはずの運転士もしくは係員に、運転席付近で「これ見た?『異常なし』って言えるの?もっとちゃんと調べないでいいんですか」と指摘した私と男性の乗客と私がともに示し(私が呼び止めないと、ホームにいた係員は移動してしまうところでした。せめて車掌なり係員が全車内を貫通して通って調べたのかは、分かりません)、そこで「ああ、これは」と初めて発見されたようでした。
事故のショックでか、ホームで泣いていた親子連れもいました。「乗らないほうがいいよー!」と声を上げていた別の乗客もいました。
結局多くの乗客を乗せ、運転は再開されました。東京メトロのHPを調べても、15分以上列車が遅れたことを示す「運行情報履歴」にはこの日のことはまったく記述がありませんので、このとおりなら、15分も停車せず、短時間の「確認」で運転再開したことになります。
昨夜から今朝にかけ、報道も発見できず、このままではなかったことになってしまうのでは?と強い危機感を覚え、私は東京メトロのお客様センターに電話、何が起きたか、原因、事後の処理について聞きました。
何が起きたか、原因も現在調査中で、はっきりしたことは言えない(判明したら公開するかと聞きましたら、HPにアップするなどは「お約束はできない」そうです!)が、おそらくパンタグラフと電線がおおきく離れて発光・スパークしたのではないかとのこと。
運転士も「いきなり真っ白な光と、落雷のような音で、危険を感じて非常ブレーキをかけた」と報告しているそうです。
すでに乗客からも「情報」が寄せられており、東京メトロが通常にはない事故で、再発防止すべきと認識していることは確認できました。
なお、緊急時、車掌の対応、車内放送は非常に欠かせないと実感しました。混乱していて何を言っているかは聞こえなかったのですが、「車掌さんが事態を認識している」ことがわかっただけでも、わたしにはかなりの安堵・希望だったのです。この私の実感もお伝えし、
先日実施された丸の内線ワンマン化についてはメトロ本社に要請に行った(当ブログの記事はこちら)ところですが、千代田線についてはどうかと聞きました。
ワンマン化は今のところ予定はないとのことです。
命を預け、安心して利用できる公共交通機関として、今回の事故の事実、原因を利用者、国民に明らかにしていただくことを強く期待したいと思います。
このブログを気に入っていただけましたら、こちらをクリックお願いします。
こちらにもクリックお願いします。
こちらにもクリックお願いします。
「何だ?」と思う間もなく、車内の電気が消えて真っ暗に。煙も車内に漂い始め、乗客は前のほうから口にハンカチを当てて後方に非難してきました。「何!?」「怖いよー」との悲鳴もあがり、ちょっとしたパニックに近い状態に。
地下で真っ暗になり、刺激臭でこそありませんでしたが、異臭を持つ気体が漂うのは尋常ではありません。正直、生命の危険を感じました。ほかの乗客とともに、私も窓をあけたりしました。
いったん停車、動き出す中で電気と空調は回復していました(発車と電気の回復とどちらが先かは記憶が定かでありません)。
新御茶ノ水駅に到着するまで長く感じたこと!
その直後の対応は違和感を感じざるを得ませんでした。もちろん、すべての対応を私が見聞きしたり、認識できたわけではありませんが。
車両全体をくまなく調べるかと思ったら、おそらく数分で「停電事故がありましたが、発車します」とのアナウンスが。口頭でも「車両に異常はない」「運転再開の指示だ」との趣旨のことを言っていました。
そんなにあっさり運転再開していいのか?ついさっきまで、われわれ乗客が味わった恐怖は!?あの煙は?その場で納得できるものではありませんでした。
実際、天井の空調のふたの周囲には、にはこのような小爆発か何かの後のような、黒いものが漏れでていました。
床にも、すすのようなものが落ちていました。下の写真、人の足元にある黒いものです(どちらも撮影は私)。
これらは、車内を確認したはずの運転士もしくは係員に、運転席付近で「これ見た?『異常なし』って言えるの?もっとちゃんと調べないでいいんですか」と指摘した私と男性の乗客と私がともに示し(私が呼び止めないと、ホームにいた係員は移動してしまうところでした。せめて車掌なり係員が全車内を貫通して通って調べたのかは、分かりません)、そこで「ああ、これは」と初めて発見されたようでした。
事故のショックでか、ホームで泣いていた親子連れもいました。「乗らないほうがいいよー!」と声を上げていた別の乗客もいました。
結局多くの乗客を乗せ、運転は再開されました。東京メトロのHPを調べても、15分以上列車が遅れたことを示す「運行情報履歴」にはこの日のことはまったく記述がありませんので、このとおりなら、15分も停車せず、短時間の「確認」で運転再開したことになります。
昨夜から今朝にかけ、報道も発見できず、このままではなかったことになってしまうのでは?と強い危機感を覚え、私は東京メトロのお客様センターに電話、何が起きたか、原因、事後の処理について聞きました。
何が起きたか、原因も現在調査中で、はっきりしたことは言えない(判明したら公開するかと聞きましたら、HPにアップするなどは「お約束はできない」そうです!)が、おそらくパンタグラフと電線がおおきく離れて発光・スパークしたのではないかとのこと。
運転士も「いきなり真っ白な光と、落雷のような音で、危険を感じて非常ブレーキをかけた」と報告しているそうです。
すでに乗客からも「情報」が寄せられており、東京メトロが通常にはない事故で、再発防止すべきと認識していることは確認できました。
なお、緊急時、車掌の対応、車内放送は非常に欠かせないと実感しました。混乱していて何を言っているかは聞こえなかったのですが、「車掌さんが事態を認識している」ことがわかっただけでも、わたしにはかなりの安堵・希望だったのです。この私の実感もお伝えし、
先日実施された丸の内線ワンマン化についてはメトロ本社に要請に行った(当ブログの記事はこちら)ところですが、千代田線についてはどうかと聞きました。
ワンマン化は今のところ予定はないとのことです。
命を預け、安心して利用できる公共交通機関として、今回の事故の事実、原因を利用者、国民に明らかにしていただくことを強く期待したいと思います。
このブログを気に入っていただけましたら、こちらをクリックお願いします。
こちらにもクリックお願いします。
こちらにもクリックお願いします。
何はともあれ大事にはなりませんでしたが、あの対応ではもし災害があった時不安ですね。
御世話様です。
この記事はブログらしい記事ですね。
他では勿論得られない情報でした。
真相が知りたいですね。
オバマ大統領を広島・長崎に呼ぶウェブ署名を始めました。
ご署名・ご紹介頂けると有り難いです。
署名プロジェクト名:
オバマ大統領殿 広島・長崎においで下さい
署名プロジェクトURL:
http://www.shomei.tv/project-928.html
素人の意見ですが、パンタグラフと電線が以上に離れて戻れば、交流回路の場合は過渡現象として一瞬ですが予想以上の電流が流れることがあり、それによりヒューズが飛んだり、スパークしたりします。
このような事故のないように再発防止に向け、点検の強化をして欲しいものです。