先週後半から週末は、東京1区内の各地で訴えました。
13日(金)の御茶ノ水駅頭。
「赤旗」号外や「あなたの働き方 ブラックじゃない?」(山添拓・参院東京選挙区予定候補の若者向けリーフ)、「Red Flag Press」など の内容を紹介。
1、学生が経済的理由で学べないことのないよう、
(1)大学の授業料を毎年値下げし、10年後に半額にすること(予算規模は毎年1100億円増)、
(2)返済不要の給付制奨学金を月3万円で創設し、まずは大学生の4人に1人にあたる70万人に給付すること(予算規模は2500億円)、
(3)大学内にブラックバイトの相談窓口をもうけ、
労働法教育をカリキュラム化することを提案しました。
2、就職や雇用のあり方を巡って、
(1)最低賃金を緊急に全国一律時給1000円以上に引き上げ、1500円をめざすこと。
厚労省の社保審議会の試算では、東京の最低生活費は税・保険料抜きで月19.2万円です。
フルタイムで働いても時給1500円は必要です。
(2)サービス残業をなくすため、残業代2倍のペナルティを企業に課す。1人当たり年185時間と推計されるサービス残業を一掃してワークシェアしたら、正社員300万人分の雇用が生まれます。GDPが5.5兆円増え、税収が9400億円増えます。
(3)同一労働同一賃金を労働法に明記し、非正規の貧困を解消すること
(4)認可保育園の増設、若者への家賃補助、一人親家庭への児童手当の拡充、中小企業、保育士や介護職員などの低賃金を国の予算で抜本改善し、生活保障中心の予算編成に変えること
(5)3年前の共産党躍進以降1歩前進した、ブラック企業の情報開示(2016年から部分的にスタート)を全面的に進め、「ブラック企業規制法案」を成立させて労働時間に絶対上限を設ける。「残業の上限は年360時間、月45時間、週15時間」という政府告示を労基法に明記し、抜け道をなくすことなどを訴えました。
この日は、自分から受け取りに来る若い学生風やサラリーマン風の方も多く、
立ち止まって聞いたり拍手をくださる方も。聞いてくれている感触があり、手ごたえが増えてきました。
土曜は党都委員会の宣伝カーで大山とも子都議、沢田あゆみ区議と新宿区内で訴え。
告知を見て駆けつけてくださった方や、立ち止まってくれた方も多く、元気をチャージさせていただきました!
日曜は千代田・神保町で神保町後援会、飯島和子区議と熊本地震の救援募金を訴え。
住宅再建の支援金の上限を、いまの300万円から500万円に増やす野党4党の法改正案への後押しも訴えました。
夕方は都委員会の宣伝カーで港区内を大滝実区議とともに。
麻布十番では出発間際に通った女性から「応援してます。名前は?」と聞かれ、助手席から名刺を渡して別れるという場面もありました。
どこでも話に耳を傾けていただいている感触が共通でした。
参院選1人区は、32選挙区のうち、26で統一候補が決まりました。全1人区での統一が視野に入ってきています。
日本共産党は、850万票以上で比例で9議席以上、選挙区で定数が複数の13区での勝利で、改選3議席を22以上に増やす決意です。
衆院選でも、野党4党が「できる限り協力」するために模索と努力をすることが13日の4野党書記局長・幹事長会談で確認されました。
大事な前進です。
東京1区では、20日午後時から、新宿・ネイキッドロフトを会場に、
市民団体グラスルーツ・ラボ(ツイッター@grassrootslabo)が主催する、野党4党(民進・海江田万里さん、生活・のざわ哲夫さん、社民・かわの達男さん、共産・冨田なおき)
のトークセッションが予定されています。
私もとてもお楽しみにしています。
ぜひご参加ください。
どうか、ご自愛ください。
そして、がんばってください。