危機一髪

今日は関東は台風15号上陸で大荒れ。

午前中は少し雨が降っているぐらいで実感が湧かなかったが、会社の危機管理対策室は昼前の時点で、「台風上陸の恐れがあるため、社員は午後できるだけ早く帰るように」という判断をしていた。

私自身も、15：00過ぎには会社を出ることができたので、無事、電車で帰る事ができたけれど、その後、殆どの電車が止まり、大雨暴風は激しくなり、会社の早い決断に感謝だった。

今の会社はグローバル企業で、もともと危機管理対策はしっかりしているが、それでも3.11の後、さらに社内体制やルールが整備された。

会社の責務として、何よりも第一に「社員の身の安全を確保すること」。

当たり前だけれど、人事として危機管理に携わると、この大切さが身にしみて感じる。

「危機一髪」とは、よく言ったもの。

髪の毛一本ほどのわずかな差で危機から免れる。

有事の際の意思決定は、「早く確実に、ぶれない」決断をすることがとても重要だと再認識した1日だった。