Goo Blog 美ら島沖縄

個人の趣味で、沖縄の諸々の情報を掲載

Peace to the pacifism world

台風7号北部で大荒れ被害続出

2010年09月01日 12時12分21秒 | My投稿
台風7号北部で大荒れ被害続出

 台風7号の中心付近が通過した沖縄本島北部などでは、31日昼すぎからの
猛烈な風や雨で信号機の停電や道路への倒木など住民生活に大きな影響が出た。

 沖縄都市モノレールと路線バスは午前10時ごろから運休し、
海の便は全便欠航。航空路線も232便が欠航し、2万9471人に影響が出た。

 本島地方の小・中・高・特別支援学校は休校した。
各地で人的被害も発生し、沖縄県警と名護市消防本部によると同日午後11時現在、
7人の負傷者が出た。

 沖縄県警によると、うるま市では60代の女性が強風で自宅のドアに人さし指を
挟まれ、切断する重傷を負った。

 名護市消防本部によると、名護市稲嶺の国道58号で、高さ約5メートルの木が
倒れ走行中の軽乗用車を直撃。フロントガラスが割れ、運転手は足を打撲した。

 本部町浦崎では、台風対策をしていた男性が、高さ約1メートルの雨水用タンク
から転落し、顔面打撲のけがを負った。

 大宜味村饒波の民家では、突風で窓ガラスが割れ、男性(50)が顔を切る軽傷。
伊是名村勢理客では、強風にあおられた普通乗用車が横転したが男性にけがはない。

 名護市東江の東江小学校前では直径1メートルほどの大木、名護市為又(びーまた)
の県道では標識がいずれも強風で倒れ、道路をふさぎ、車などが避けながら通過していた。

 名護市のシンボルとして市民から親しまれている国指定天然記念物
「ひんぷんガジュマル」は倒木の懸念があり、県道84号が一部通行止めとなった。

 また、道路冠水やトタン屋根の飛散、プレハブ小屋の倒壊などが相次いだ。

 那覇空港出発ロビーでは早朝から空席待ちの整理券を求める観光客らが
長蛇の列をつくり、各航空会社は対応に追われた。

 家族旅行で訪れた是永智子さん(45)=愛知県=は
「会社や学校があるので早く帰りたい。
名古屋以外の行き先の便でもいい」と困り顔で話していた。

 沖縄自動車道では午後4時から時速50キロの速度規制が敷かれ、
石川―許田区間が一時通行止めとなったほか、県道や国道などで9件の通行止めがあった。

 午後6時22分には、伊是名村仲田で最大瞬間風速56,4m、午後5時20分ごろには
名護市宮里で最大瞬間風速49,9mを観測した。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。