シェイプ・オブ・ウォーター
を観ました。
1962年、アメリカ。政府の極秘研究所に勤めるイライザは、秘かに運び込まれた不思議な生きものを見てしまう。
アマゾンの奥地で神のように崇められていたという“彼”の奇妙だが、どこか魅惑的な姿に心を奪われたイライザは、周囲の目を盗んで会いに行くようになる。
子供の頃のトラウマで声が出せないイライザだったが、“彼”とのコミュニケーションに言葉は必要なかった。
音楽とダンスに手話、そして熱い眼差しで二人の心が通い始めた時、イライザは“彼”が間もなく国家の威信をかけた実験の犠牲になると知る─。
ギレルモ・デル・トロ監督作品です。
今やすっかり売れっ子な監督ですね。
しかもかなり独特の路線で売れてるのが凄いと思います。
今作もなかなか個性的な作品で、かなりのインパクトある作品でした。
全体的に見事なアメリカンレトロなテイストで。
絵力ある印象的なシーンも多かったです。
可愛らしさやオシャレさもあり、気持ち悪さや変態さもあり。
やはりぶっ飛んでいると言えばぶっ飛んだ作品ですね。
本来はこの手の作品だと謎の生き物の登場まで、ミステリアスに煽るのが定番だと思うのですが、
もったいぶらすこと無く謎の生き物が登場してしまうのも何からしくて良かったです。
ストーリーもなかなかダイナミックで予定調和的でありながら、部分部分がちょっとずつズレているような感じで。
退屈すること無く見易い作品でした。
冒頭からちょっと変態さの描写がありますが、その方向に関してもためらいが無かったです。
R15でしたがモザイクが入るくらいエロティックでした。
残虐的というか、目を背けたくなるような痛々しい描写もなかなか多かったです。
半魚人の造形が日本の戦隊モノみたいなヒーローっぽさもあり、ギレルモ・デル・トロの日本愛がその辺に垣間見れます。
気持ち悪いのですがちょっとかっこよく見えることもあったりな感じです。
斬新過ぎる純愛モノですが、この生き物ならばありかなぁ・・・なギリギリのところですね。
まあ、アウトだとは思いますが。
主役のサリー・ホーキンスはルックスはイマイチですが体は綺麗でお見事でした。
喋れない設定でしたが、とても説得力ある良い演技でした。
喋れないというのはわかり易い設定ですが、シンプルにそれを使った深みは出していました。
この女性の内側には深い何かがありそう、と思わされます。
リチャード・ジェンキンスが主演の女性を支える干された画家でした。
そもそも主人公との関係性が良くわからず、やはりちょっと変態的な要素、性的少数者な雰囲気もありました。
珍しくちょっとマヌケな雰囲気のある役でした。
マイケル・シャノンが実に嫌味な悪役を演じていました。
指が壊死していく設定も何か彼の狂気のメーターになっているようでいい感じでした。
最近この辺の黒人女性ポジションで最も売れっ子な感じのオクタビア・スペンサーも出ています。
彼女らしい主人公を優しく守るような役でした。
相変わらずギレルモ・デル・トロらしい面白い映画でした。
そんなわけで8点。
を観ました。
1962年、アメリカ。政府の極秘研究所に勤めるイライザは、秘かに運び込まれた不思議な生きものを見てしまう。
アマゾンの奥地で神のように崇められていたという“彼”の奇妙だが、どこか魅惑的な姿に心を奪われたイライザは、周囲の目を盗んで会いに行くようになる。
子供の頃のトラウマで声が出せないイライザだったが、“彼”とのコミュニケーションに言葉は必要なかった。
音楽とダンスに手話、そして熱い眼差しで二人の心が通い始めた時、イライザは“彼”が間もなく国家の威信をかけた実験の犠牲になると知る─。
ギレルモ・デル・トロ監督作品です。
今やすっかり売れっ子な監督ですね。
しかもかなり独特の路線で売れてるのが凄いと思います。
今作もなかなか個性的な作品で、かなりのインパクトある作品でした。
全体的に見事なアメリカンレトロなテイストで。
絵力ある印象的なシーンも多かったです。
可愛らしさやオシャレさもあり、気持ち悪さや変態さもあり。
やはりぶっ飛んでいると言えばぶっ飛んだ作品ですね。
本来はこの手の作品だと謎の生き物の登場まで、ミステリアスに煽るのが定番だと思うのですが、
もったいぶらすこと無く謎の生き物が登場してしまうのも何からしくて良かったです。
ストーリーもなかなかダイナミックで予定調和的でありながら、部分部分がちょっとずつズレているような感じで。
退屈すること無く見易い作品でした。
冒頭からちょっと変態さの描写がありますが、その方向に関してもためらいが無かったです。
R15でしたがモザイクが入るくらいエロティックでした。
残虐的というか、目を背けたくなるような痛々しい描写もなかなか多かったです。
半魚人の造形が日本の戦隊モノみたいなヒーローっぽさもあり、ギレルモ・デル・トロの日本愛がその辺に垣間見れます。
気持ち悪いのですがちょっとかっこよく見えることもあったりな感じです。
斬新過ぎる純愛モノですが、この生き物ならばありかなぁ・・・なギリギリのところですね。
まあ、アウトだとは思いますが。
主役のサリー・ホーキンスはルックスはイマイチですが体は綺麗でお見事でした。
喋れない設定でしたが、とても説得力ある良い演技でした。
喋れないというのはわかり易い設定ですが、シンプルにそれを使った深みは出していました。
この女性の内側には深い何かがありそう、と思わされます。
リチャード・ジェンキンスが主演の女性を支える干された画家でした。
そもそも主人公との関係性が良くわからず、やはりちょっと変態的な要素、性的少数者な雰囲気もありました。
珍しくちょっとマヌケな雰囲気のある役でした。
マイケル・シャノンが実に嫌味な悪役を演じていました。
指が壊死していく設定も何か彼の狂気のメーターになっているようでいい感じでした。
最近この辺の黒人女性ポジションで最も売れっ子な感じのオクタビア・スペンサーも出ています。
彼女らしい主人公を優しく守るような役でした。
相変わらずギレルモ・デル・トロらしい面白い映画でした。
そんなわけで8点。