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Jリーグ 2010 J2第4節 ジェフ対ザスパ

2010年03月28日 | サッカー
今シーズン初めてのフクアリです。

初めてのJ2のジェフです。

J2に落ちましたがフクアリの空気感はいつも通りで正直、現場ではJ1でもJ2でも関係ない、ファンを喜ばせる試合をする事が大事だなと思いました。

試合は序盤からジェフペース。

ジェフはネットと倉田のツートップ、中盤に工藤、勇人、山口とボランチタイプを並べプラスアレックスという布陣。
4バックは渡邊、ミリガン、茶野、坂本。
倉田はFWというよりセカンドトップという感じで中盤の構成に混ざるのでほとんどネットのワントップ、アレックスの方が高いポジションを取ることが多かった。
工藤の高い技術のおかげでボールは支配するが決定機は生まれない。
逆にザスパは攻め手が無く前線からのプレッシャーでジェフのディフェンスがミスするのを待つ。
ボールを追う運動量は立派だった。
案の定、ミリガンはそのプレッシャーに負けミスをしていた。
そこで一気に得点のオーラが出るので得点機は逆にザスパにあったかもしれない。

後半も流れは変わらず。
周囲とのコンビネーションがかなり悪いネットを下げるかと思ったが結局ネットはフル出場。

終始ジェフペースだったがミリガンがボールの無いところで相手を倒しザスパのFK。
これを廣山が蹴り戸田が決め、元ジェフのラインで先制。
後半18分、まさにワンチャンスをモノにした。
ボールが落ち着かないザスパの中では廣山のキープ力とパスセンスは際立って見えた。
ホームで攻めなきゃいけないジェフは攻撃的な選手の投入。
まずは太田、次に青木。
巻、深井を使わず意外な采配に思えた。
しかしこの采配は見事的中。
右サイドを太田、左サイドを青木が制圧し始める。

惜しいシーンが立て続けに訪れ、フクアリはいい感じの盛り上がりになった。
そして最後のカード、後半29分に巻を投入。
途中から巻が入った時のフクアリの空気感は往年のゴン中山のようだった。
なんか行けるような空気感がスタジアムを支配する。
そして後半37分。
巻とネットが頭でつないだボールを青木が綺麗にトラップして強烈なシュートをニヤサイドに突き刺す。
流れるような攻撃で盛り上がりは凄かった。

ジェフの攻撃はノリノリになる。

そして後半ロスタイム
ほとんどラストプレーのシーンで絶好の位置でFKを得る。
これをアレックスがあまり狙った空気の無いおもいっきり蹴った感じのFK。
これが壁に当たって劇的Vゴール。
おそらくゴールマウスすら捉えていなかったようなキックだったが、その時間帯までに作り上げられたスタジアムの空気感が生んだようなゴールだった。

フクアリ劇場って感じの試合でした。
ジェフには時々これがあるから面白い。

正直メンツ敵にジェフの方が圧倒的に上の気がしましたが、ひたすら相手のミスを待ち豊富な運動量でボールを追ったザスパは悪くなかったと思います。
現にそれで1点取って、他にも惜しいシーンはあり、得点の臭いはあった。

技術ではそれほど盛り上げられないチームの選択としては素晴らしいと思いました。

この試合はそのプレスを見事にあしらい、相手のハイボールを弾き返しまくって素晴らしいカバーリングを見せた茶野がマンオブザマッチでした。

J2は決定的なミスが多くて、ミスが無く膠着するJ1の試合よりは面白いかもしれません。
なんにせよ予想外に盛り上がるシーンが多くて面白かったです。

なんか得した気分になる試合でした。

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