メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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アナと雪の女王2

2019年11月24日 | 映画
アナと雪の女王2
を観ました。


なぜ、エルサに力は与えられたのか――。
命がけの妹アナによって、閉ざした心を開き、“触れるものすべてを凍らせてしまう力”をコントロールできるようになったエルサは、雪と氷に覆われたアレンデール王国に温かな陽光を取り戻した。
そして再び城門を閉じることはないと約束した。それから3年――。
深い絆で結ばれたアナとエルサの姉妹は、王国を治めながら、失われた少女時代を取り戻すかのように、気の置けない仲間たちと平穏で幸せな日々を送っていた。
しかしある日、エルサだけが“不思議な歌声”を聴く。
その歌声に導かれ、仲間のクリストフやオラフと共に旅に出たアナとエルサは、エルサの持つ“力”の秘密を解き明かすため、数々の試練に立ち向かう。
果たしてなぜ力はエルサだけに与えられたのか。そして姉妹の知られざる過去の“謎”とは?
旅の終わりに、待ち受けるすべての答えとは――。


ジェニファー・リー&クリス・バック監督です。

言わずもがな、世紀の大ヒットアニメ映画の続編です。
前作もとても素晴らしかったですね。
ダブルヒロイン、雪国の小国舞台、姉妹の愛、一つの大きなフォーマットとなった作品だと思います。
ただ世の中ほど個人的な評価はありませんでした。

前作で綺麗に起承転結して完結した物語をどう広げるのかな?というのは気になりましたが。
ハッピーな雰囲気の日常の描写から入りさりげない過去の描写。
更に二人のヒロインのルーツへと物語を発展させていました。
そしてそんなルーツに端を発するトラブルが始まって姉妹と仲間が旅に出るという。
何故今頃変な声が聞こえるのか?という謎はありますが、うまいこと物語を転がしていたと思います。

そして半ば無理やりにも感じますが姉妹別々に行動するようになります。
離れ離れでも二人の絆は強いという事を表現したいのでしょうが。

流石に絵力は最高峰にあってミュージカルの盛り上がりの表現は流石です。
CM等でよく耳にした曲は序盤に来たので上手く心掴まれました。
そこがピークかと思いきや、ちゃんとストーリーのクライマックスでエルサの歌う曲も最高でした。
その曲だけで感動して鳥肌立たせるのは流石です。
こういうあからさまにピークを作れる作品は素晴らしいと思いますね。

全体通しては前作同様スピード感ある展開とシェイプアップされた物語とテンポ感良いやりとりで。
日本人は漫才等でこういうテンポに慣れているのでちょうど良いのかも知れないですね。
見心地の良さは結構究極に追求されていると思います。

吹き替えも見ましたが声優は相変わらず素晴らしいです。
松たか子は松たか子とは思えないクオリティで歌も素晴らしいです。
このクオリティなので吹き替え版の方が良いかも知れないですね。

ひとつの作品という枠を超えた存在になったアナ雪ですが、その続編としては非常に素晴らしい出来だったと思います。
個人的にはは前作より良かったと思います。
変わらず老若男女を楽しませるでしょう。


そんなわけで8点。

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