メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

グレタ GRETA

2019年11月25日 | 映画
グレタ GRETA
を観ました。


ニューヨークの高級レストランでウェイトレスとして働くフランシス(クロエ・グレース・モレッツ)は、帰宅中の地下鉄の座席に誰かが置き忘れたバッグを見つける。
持ち主は、都会の片隅にひっそりと孤独に暮らす未亡人グレタ(イザベル・ユペール)。
彼女の家までバッグを届けたフランシスは、彼女に亡き母への愛情を重ね、年の離れた友人として親密に付き合うようになる。
しかしその絆は、やがてストーカーのようなつきまといへと発展し、フランシスは友人のエリカ(マイカ・モンロー)とともに恐ろしい出来事に巻き込まれていく!


ニール・ジョーダン監督・脚本です。

愛してやまない大好きなクロエ・グレース・モレッツ主演なので見に行きました。

なかなかミステリアスで不気味な予告編でしたが。
そんな予告編通りのヤバいおばさんに関わってしまった女の子のお話です。

思ったより序盤の展開は早く主人公はあっさりおばさんを突き放し警察沙汰にします。
主人公が結構過剰に反応して警察も早めに相談するので見ている人が共感しやすいです。
警察が早めに登場するので安心感あるかと思いきや所詮人間同士のトラブルはそういうので防げませんね。
日本でも警察に相談したのに、、、という事件は山程ありますがこの作品もそうですね。

作品の大半はおばさんに付きまとわれる女の子のやり取りです。
この手の物語では王道的ですが理不尽に恨みを買う主人公、エスカレートしていくストーキング行為や嫌がらせ。
遂に超えていく一線という流れですね。
ケープ・フィアーやらスペルを思い出しました。

イザベル・ユペール演じるおばさんは最初とてもいい人っぽかったのに後半はめちゃくちゃヤバい人です。
その変貌っぷりは見事でした。
サスペンス的なものかと思いましたが、結構ホラーでした。
脅かしは無いですが精神的に来る恐怖はなかなかでした。

終盤はなかなか同じ失敗の繰り返しな感じで、こんな無計画なおばさんにみんなしてやられて馬鹿だなというストレスはなかなかでした。
おばさんは無計画なのに何でもかんでもサラッとくぐり抜けてしまい逆に妙な怖さはありましたが。
もともと狂気だったのか、このストーリーの中で狂気になったのか、小躍りしてるシーンはあまりに印象的でした。

主演のクロエ・モレッツは相変わらず可愛くてオーラあって最高です。
またふっくらしてきた感じはありますがそれでも全然可愛いです。
演技もしっかり上手くて、今作では強気の部分と屈服させられて怯える演技まで。
大人っぽさと幼さも共存していて今も今でなかなかかけがえのない時期な気がします。

イザベル・ユペールが精神病なおばさんを演じていました。
いやはやこれは大クセで凄い演技でした。
この人のキャラ、狂気が今作のほとんどだと言っていいでしょう。
小躍りしてるシーンや自分に麻酔を打って恍惚の表情を浮かべるシーンなど相当忘れがたいシーンがいくつかありました。

マイカ・モンローがただの脇役かと思いきや結構重要な役でした。
中盤以降なかなかの活躍っぷりで、こういう意外な脇役が活躍するパターンは個人的に好きです。

なかなかシンプルに楽しめる良いサスペンスでした。
自分としてはクロエ・モレッツが見れるだけで幸せなのです。


そんなわけで7点。
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