メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

シャッターアイランド

2012年10月03日 | 映画
シャッターアイランド を観た。


シャッターアイランドは精神疾患のある犯罪者を隔離収容する孤島の刑務所。
ここで1人の女性が、謎のメッセージを残して牢獄から消える事件が起こる。
連邦保安官テディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)は事件を捜査するために新しい相棒チャック(マーク・ラファロ)ととも島にやってくる。
何か隠し事をしているような怪しいジョン・コーリー医師(ベン・キングスレー)等刑務所の人々。
捜査には協力してくれるが、みんな心から対応はしてくれない、呆れて島を去ろうとするテディだったが嵐が来てフェリーが出ない。
テディがこの島に来たのには他にも理由があり、それは死んだ妻の事件に関すること。
嵐の最中その調査を始める。
テディは毎夜謎の悪夢・幻覚に悩まされていた。
小さな島に隠された多くの要因、徐々に本性を出し始める島の人々。


ってお話。

マーティン・スコセッシ映画なのになんとなく見逃していた映画だったのでブルーレイで観ました。
狭い島の中だけを舞台に繰り広げられる謎、この手のサスペンスは非常に好きですね。
最近観たドラゴン・タトゥーの女と近い感じですかね。

なんとも暗い嫌な予感ばかりが漂う演出。
予備知識無かったですが、いかにも大きな謎が込められてるな・・・って思わされる映画でした。
そういう目線で観ざるを得なかったので最後の大ドンデン返しもある程度想像の範囲内でした。
想像はできましたが、だからといって萎えることはありませんでした。

ディカプリオはマーティン・スコセッシのお気に入りですけど、ホント演技上手ですね。
もうなんの違和感も無く見れます。
結構難しめの役立ったと思うのですが自然でした。
ヒステリックな演技って演技ってわかってても酷くストレスを感じることが多くて苦手なのですが、
ディカプリオのヒステリックはあまりストレスになりません。

マーク・ファラロの演技もとってもいい感じでした。
コレまたちょっと難しい戸惑いの多い設定ですがその感じが良く伝わりました。
ベン・キングスレーも同様ですが。
まあ総じて監督の演出が上手いのですね。

大型の台風が来るって言うので部屋にこもってこの映画を観ていたのですが、
映画の中もかなりの嵐で、現実の音か?映画の音か?ってわからないほどでした。
コレはなかなかの偶然のなせるワザですが、かなり映画に入り込みやすくてラッキーでした。
そんなんが映画の臨場感をより深めますからね、ナチュラルバーチャル体験でした。


そんなわけで7点です。


なんかいかにも怪しいぞ!何かあるぞ!って空気感の映画なんですよ。
なのでクリームなんとかのビンカン選手権の気分で見ちゃうんですよー。
そうすると遠からずどんでん返し当たっちゃったりするんですよー。
あの番組で全てを疑え!細かい部分を見逃すな!想像以上の発想を持て!と知らぬ間に鍛えられましたね。
もうね、「ここは・・・実は刑務所じゃない!」「そんな事件は存在しなかった!」等々頭の中で答えながら見ちゃうんですね。
そんなんが結構正解だったりしちゃうんですよ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。