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K-20 怪人20面相・伝

2009年01月11日 | 映画
K-20 怪人20面相・伝を観た。

江戸川乱歩原作の明智探偵ものの敵役として有名な怪人20面相に騙されてしまう下級層の人間でありサーカスの人気者の遠藤平吉(金城武)を主役にした新たな切り口の物語です。

第二次世界大戦を回避した架空の日本の首都、帝都が物語の舞台です。

日本は厳しい階級制で、下級層の人間は結婚も転職も自由に出来ない社会です。

そして帝都には上級層をターゲットにした魔法使いの様な泥棒、怪人20面相が暗躍していました。


(ネタバレ)
凄い身のこなしでサーカスで活躍している遠藤平吉の元に雑誌の編集者を名乗る男が現れ、名探偵明智小五郎(仲村トオル)と令嬢羽柴葉子(松たか子)のセレブ結婚式の様子を隠し撮りしろと依頼され大金をわたされる。

その結婚式には二十面相の予告状も届いており、平吉が渡されたカメラが実は爆弾の起爆装置で平吉は二十面相として逮捕されてしまう。
平吉は二十面相をひどく恨む。

やっと二十面相をとらえたと士気上がる警察に平吉はひどく拷問を受ける。

サーカス団のカラクリを作る職人源治(国村隼)達に助けられる。

源治は実は泥棒集団のボスで平吉に泥棒の極意書を渡す。

町の浮浪児たちの為泥棒の訓練をつむ平吉。

ある夜二十面相に追われる葉子を助ける。

二十面相は編集者のフリをしていた男。しかし逃げられる。

明智の婚約者、葉子と平吉は身分の差から最初は衝突するもののやがて協力して二十面相を捕まえその野望を打ち砕こうと協力する。

二十面相は羽柴家が隠し持つ恐るべき兵器を手に入れようとしていた。

やがて明智探偵も協力するようになり、みんなで二十面相を追い詰めるのだが二十面相の真の正体はなんと・・・


(評価)
なかなか秀逸な日本の娯楽作品だったと思います。

CGの出来、セットや世界観なんかはかなりいい出来だったと思います。

ストーリーも退屈させないいいテンポで展開してました。

バットマンやスパイダーマンのような感じもありますが、日本らしさがプンプン出ているので良かったです。

子供の頃沢山読んだ明智探偵ものですが登場人物はそのまま、違ったテイストで描いているので古さより、新しさを感じます。


そんなわけで6点。

期待した分くらいの満足感があるので観てそんは無しって感じでした。
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