メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!

2018年01月13日 | 映画
ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!
を観ました。


1995年、紛争末期のサラエボ。強引かつ大胆な戦略で敵の将軍を拉致、敵に囲まれたら戦車で大暴走とやりたい放題のマット率いる5人のネイビーシールズ。
上官のレヴィン少将も手を焼く毎日。そんな中、メンバーの一人が恋に落ちたウェイトレスから聞いた、湖に沈んだナチスの金塊・総額3億ドルの話。
それさえあれば、戦争に苦しむ避難民を救うことが出来ると懇願され、5人も作戦を立てることに。
タイムリミットはわずか8時間。敵陣真っただ中にある湖の水深45mの湖底から、重さ27トンの金塊をどう運び出すのか?
彼らのとんでもない奇策とは!? 史上最強のアウトサイダーたちが挑む、前代未聞の奪還作戦、遂に始動!!


スティーヴン・クォーレ監督作品です。
さほど食欲はそそりませんが、リュック・ベッソンが制作に入っていたので観てみました。

ネイビーシールズを扱った映画は幾つか観たことがありますが、コレはなかなかの娯楽作品でした。
戦争を扱った映画としてもなかなかのエンターテイメント演出で珍しいと思いました。

第2次世界対戦のナチスの財宝がテーマだったり、ボスニアの紛争だったりと実際の戦争・紛争を舞台にしていますが、
戦争モノと言うよりは特殊部隊をメインに据えたアクションと捉えて良いでしょう。

事前情報や、序盤のハイスピードでスマートなミッションを観ると、
結構シリアスな作品なのかな?残虐なシーンもあるのかな?
なんて懸念がありました。
5人組で行動してるので、誰か死ぬのかな?それとも全員かな?
なんて想像したりもしましたが。
全然そんなシリアスな作品ではありません。

いわゆる、こっちの銃弾は敵に当たりますが、敵の機関銃が主人公達に当たることは無いやつです。
敵の様々な攻撃もなんだかんだで回避し続けます。
その点でリアリティは無いです。

第2時大戦時にナチスもろとも湖に沈めた街から金塊を引き上げるミッションですが、
そのミッション具合は結構スマートで巧妙で面白かったです。
ミニミニ大作戦的な感じですかね。
やってることは特殊部隊というよりルパン的な泥棒集団です。

水中での作業や格闘は結構印象的で好みでした。

演出的にはベタベタなアメリカン演出で、
日本の芸人がモノマネするようなキザでサブいやつが多いです。
それでもそこそこ笑えるやり取りもちょいちょいありました。
賛否両方の評価がある感じでした。

全体的に若干冷めためで見る感じの映画ではありましたが、
キザ演出が最後には意外と「素敵やん!」なオチを作り出していました。
終わりよければ的な感じで見終わった後の感触は悪くなかったです。

主役のサリバン・ステイプルトンはちょっとジェイソン・ステイサム的な感じで。
チームのリーダーでわかりやすくマルチなキャラでした。

イケメンポジションのチャーリー・ビューリーはエース的な感じで。

そんなイケメンと恋仲になり金塊の話を持ち込むヒロインをシルヴィア・フークスが演じていました。
ブレードランナー2049では怖い役でしたが、今作では非常に可愛くてかなりいい感じでした。

上官役でJ・K・シモンズが出ていたのが一番良かったですね。
流石に引き締まるしコメディも良かったです。

期待していたよりはちょっと面白かったです。


そんなわけで5点。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 嘘八百 | トップ | 伊藤くん A to E »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。