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メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

あさひるばん

2013年12月01日 | 映画
あさひるばん を観た。


1983年の宮崎。城北高校の野球部員として白球を追い掛けていた浅本(國村隼)・日留川(板尾創路)・板東(山寺宏一)は、その名字から3人揃って「あさひるばん」と呼ばれていた。
しかし、3年生の夏に県大会の決勝戦でライバル・城南高校の4番打者・野沢(松平健)の逆転満塁サヨナラランニング本塁打によって甲子園行きを阻まれてから、3人とも引っ込み思案になってしまった。
それから30年後。
不惑の年を超えたあさひるばんは、三人三様の人生を歩んでいた。
ある日、高校生時代の3人の「マドンナ」だった野球部マネジャー・幸子(斉藤慶子)の娘・有三子(桐谷美玲)から、浅本の下に1通の手紙が届く。
宮崎を離れていた浅本と日留川は、その手紙をきっかけに、久し振りに宮崎へ集結。
やがて、2人の一計で板東も加わって、新たな挑戦を始める。


って話。


やまさき十三さんが72歳にして映画監督デビューした作品です。

釣りバカ日誌的なほのぼの映画です。
かなりライトな映画で本来なら年配の方々が楽しむ作品と思われます。
ただ年配の方々のアンテナにどの程度ひっかかったか?宣伝出来たのか?という心配はあります。
キャスティングもちょっと中途半端に思いました。

演出はホントほのぼので優しい映画です。

國村隼は密かに売れっ子なので主演でも十分納得です。
が、板尾創路、山寺宏一と同級生という設定はどうなんだろう?と思いました。
最初かなり違和感を感じたが、最後まで変わらず違和感を感じました。
西田敏行が恩師で上記の3人が教え子ですからね。
どちらかと言うと國村隼は西田敏行側の世代に感じてしまいます、アウトレイジの影響かもしれませんが。

そんな國村隼ですが、演技派いつも通りな渋さとコミカルさがありました。

板尾創路はなんか本気で演技してないみたいな、ごっつええ感じ時代のコントのキャラみたいでした。

山寺宏一は元々結構苦手なのですが、輪をかけ苦手なキャラな役でした。
アホで間抜けななお笑いキャラ的ポジションですが、全然面白いと思えませんでした。

西田敏行は流石の存在感。
この人が居れば高齢者層へのアピールも強いと思いますね。

斉藤慶子、雛形あきこは意外にこの辺の需要で今後もやっていけるかな?って思わされました。

桐谷美玲が唯一の売れっ子という感じでした。
よくこの企画に参加してくれたなって感じです。
ただ僕はこの子の良さは未だにわかっていません。

全般的に基本掛け合いのコメディはお年寄りをターゲットにしたかのようなかなりソフトで若者には厳しいテイストでした。

それでいて山下しげのり、とろサーモン村田、サイクロンZとかが脇役で出ています。
板尾さん含めちょっと吉本色の強さを感じるものがありました。

野球をベースにした人間関係の物語はそんなに嫌いじゃ無いです。
まあ、ほのぼの観れる映画じゃ無いでしょうか?

しかし元マネージャーでシングルマザーの娘の桐谷美玲をみんなが「俺の子だ!」と言い張る気不味いやりとりが柱ってのがね。
全然みんなのマドンナちゃうやん・・・みたいになってしまいます。


そんなわけで3点です。


僕には退屈でしたが年配の方々ならもう少し楽しめると思います。

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