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メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

デンジャラス・ラン

2012年09月19日 | 映画
デンジャラス・ラン を観た。


CIAが世界中に用意してるもしもの時の隠れ家セーフハウス。
南アフリカのセーフハウスで昇進を夢見ながらくすぶった日々を送るマット・ウェイン(ライアン・レイノルズ)。
元CIAの凄腕エージェントだが、現在は世界36カ国で指名手配され悪人にも政府にも狙われる男トビン・フロスト(デンゼル・ワシントン)。
南アフリカで何か重大なヤバい情報が入ったファイルを手に入れ悪人たちに執拗に狙われ自ら突然出頭してきてCIAは騒然となる。
セーフハウスに送られるが極秘のはずのセーフハウスがすぐに襲われ、トビン用に集められた尋問部隊が全滅する。
パニックになるマットは人心掌握術の天才トビンのアドバイスどおりトビンを連れて必死に逃げる。
その後も狙われ続け、CIA内で情報漏洩があると気づくマット。
何かとマットから逃げようとするトビンをサッカー場で遂に逃がしてしまい、マットは上層部の指令を無視して一人でトビンを追う。


ってお話。

僕はアメリカ映画だとちょっとB級なハードボイルドなアクションとかヒューマンドラマとか好きなので、
近年だとクロッシングとかザ・タウンとかザ・ファイターとか96時間とかアンストッパブルとか。
そういう感じを期待して観に行きました。

惜しくもその期待には答えられていませんでしたね。
単純なアクションとどんでん返しでイマイチ深みに欠けましたね。

銃撃戦やカーチェイスなど息をもつかせぬアクションの応酬で壮絶感は出してましたが、
何か面白いと思わせる要素に欠けたのですよね。

また僕が嫌う映画に入れるとマイナスとする要素も幾つかあったのが痛かったです。
あくまで僕の好みにそぐわないというこっちの都合なのですが・・・。

喋ってる最中とかに相手がいきなり頭を撃たれて死ぬ、みたいなパターン多し。
そういう単純な、子供の「わっ!」みたいな驚かしみたいのはバカにされてる様で好きじゃないのです。

主人公がアホでイライラする。
主人公じゃなくてもコントラストの為に無理やり馬鹿なことするヤツ描くのってハリウッドな人たち好きじゃないですか。
今回は主人公がそれだし「もーバカだなぁ」って場面だらけでストレスです。
僕は逆に賢い人ばっかり出てくるハイレベルな出し抜きあいみたいのは大好きです。
賢いキャラが多ければ多いほど映画は面白いです。
一応アホから成長していく様を描いているのですが、アホの時間帯が長いです。

そのコントラストになるはずのトビンもクールで完璧な様で、
そこまで賢くないし、そこまで凄くないっていう。
今までアレほどの銃撃戦を勝ち抜いてきたのに何でそこ油断するかなー、って感じです。

デンゼル・ワシントンは流石の存在感で非常に作品を引き締めてました。
この人をキャスティングするだけで映画は一応ある一定ラインの完成度は越えますね。

ライアン・レイノルズは今まであまり印象無いですけど、
まあ今後もしばらく印象に残らないでしょう。

お手軽にハイレベルなアクションを楽しめる映画なのでね、
悪くは無いと思うし需要はあると思います。


そんなわけで5点です。


まあきっとすぐにテレビでやると思うのでその時観てみてください。

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