メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ワイルド・スピード ICE BREAK

2017年05月03日 | 映画
ワイルド・スピード ICE BREAK
を観ました。


大大大好物なワイルド・スピードの最新作です。
2年毎に新作が公開されてきましたが、
ポール・ウォーカーが亡くなってシリーズも終わってしまうかと心配しましたがちゃんと続きました。

監督はF・ゲイリー・グレイになりました。

生え抜きで元々の主役のポール・ウォーカーが居なくなって期待値的にかなり心配していました。
予告編の感じからもそれを感じました。

しかしいざ観てみるとまーー面白いです!
相変わらずめちゃくちゃ面白いです!
前作のスカイミッションはもうこれ以上は無いという極限を感じさせましたが、
それに匹敵するような作品に仕上がっていました。

ポール・ウォーカー無しで大きな方針変更を余儀なくされたことは想像できますが、
それでここまでの映画を作ったのは凄いですね。
まるでサッカーチームみたいにエースが居なくなっても次々と他所から大物を採用して、
そして見事にチームにフィットさせる采配は素晴らしいです。
今作はシャーリーズ・セロンが加わりましたが、憎っくきの敵だったジェイソン・ステイサムがファミリーになります。
最高の補強ですね。

ストーリーはシャーリーズ・セロン演じる悪女にドミニクが操られファミリーと対決構造になってしまうと言うもの。
以前にレティが記憶喪失で敵側にまわったことがありましたが、今回はリーダーですからね。
なかなか深刻な雰囲気でした。

しかしそれでも深層の深層ではつながっているような、見事なストーリーでした。
毎度毎度脚本書いている人も天才的ですね。

冒頭は車の映画だぞ!をアピールするかのような簡単ないざこざからの路上レース。
その時点でも下手な映画のクライマックスにできるような興奮感とクオリティです。

ニューヨークの街の車を操ってまるで川の流れみたいに車を動かすシーンも凄まじかったです。
ここをクライマックスにすれば良かったのに、くらい思いましたが。
クライマックスの氷の上での潜水艦周りの戦いもまーー凄かったです。
鳥肌モノのシーンが何度かありました。
最後の最後はかっこよすぎて泣いてしまうほどでした。
相変わらずカッコイイシーンを生み出すこのシリーズのセンスは素晴らしいですね。

キャストたちは一通りいつも通りです。
最近はヴィン・ディーゼルが主役になってますが今作もそうですね。

意外と2番手はドウェイン・ジョンソンあたりでしょうか。

今となってはミシェル・ロドリゲスもかなりいいポジションを確立しています。

そしてジェイソン・ステイサムさめちゃくちゃおいしいところを持っていきます。
可愛い可愛い赤ちゃんを守りながらクールに敵をバタバタとやっつけます。
まーーかっこよかったですね。
それは100万曹操軍の中をたった一騎で劉備の息子・阿斗を救い出した趙雲のごたるです。

映画館で観るハリウッド大作シリーズの満足度でワイルド・スピード最強説を唱えたくなってきました。
毎度このレベルの期待に答え続ける制作陣は素晴らしいと思います。

今まで、最近のワイルド・スピードシリーズは安定して8点と言ってきましたが、
この積み重ねを考慮すると9点か10点も付けても良い気がしてきましたj。


そんなわけで9点。
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