メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

2、連続

2011年12月13日 | 月夜の散歩
連続について皮膚感覚で感じるものがあった。

我々の日常は、当たり前のように繰り返す作業で満たされている。
それはあたかも連続しているように僕に錯覚させるほどに。

眠ったり、起きたり、歯を磨いたり、トイレに行ったり、お風呂に入ったり、テレビを見たり、ギターを弾いたり、ゲームをしたり・・・

それらが何処かで途絶える事がイマイチ想像出来ずに暮らしている。

しかし先日ジャムを見た時、あらゆる連続も何処かで途絶えてしまうのだと思い知らされた。

ジャムが立つ、おしっこをする、うんちをする、水を飲む、僕に抱っこされる・・・。
それらの場面を見るたびに、
「コレが最後なのかも・・・」
と切なくなった。

何も食べないのにうんちをしたのでもう体の中は空っぽであろうと思われた。
母は抱っこしながら
「もうおしまいなの?さよならするの?」
と何度も言っていた。

僕は相も変らず泣きそうになっていた。

ほとほと当たり前の話だが、
何事も永遠には連続出来ないのである。
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